ケータハムカーズ・ジャパンは、1月12日(⾦)〜14日(日)に開催される東京オートサロン2024の会場にて、昨年7月13日(木)英国グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで世界初公開、カーデザインの世界ではグローバルに著名な専門メディアCar Design NewsによるDesign People Award 2023のBest Exterior Design部門受賞候補としてノミネートされたEVスポーツカー「プロジェクトV」、さらに「セブン270」の後継モデルでフォード製2リッターデュラテックエンジンを搭載した「セブン340R」を日本初公開する。
また、同日1月12日より「セブン340」販売開始と「セブン170」の価格改定を行うことを発表した。
【東京オートサロン2024出展概要】
展⽰⾞両:
プロジェクトV
セブン340R
場所:北ホール915 CATERHAM ブース
会場:幕張メッセ
国際展示場ホール1~11、国際会議場、イベントホール、屋外展示場
会期:
1月12日(金) 9:00~19:00 (業界&報道関係者公開日)
1月13日(土) 9:00~19:00 (一般公開日)
1月14日(日) 9:00~18:00 (一般公開日)
ケータハム・セブン340について
「セブン340」は、従来の「セブン270」の後継モデルとなり、現在日本での発売モデルは、スズキ製660ccターボエンジンを搭載・最軽量乾燥重量440kgの日本軽規格適合モデル「セブン170」と、今回発売するフォード製2リッターデュラテックエンジンを搭載した「セブン340」の2モデルとなる。
同フォード製2リッターデュラテックエンジンを搭載した「セブン480」は⽣産終了となり、正規代理店での在庫対応のみとなる。
新型「セブン340」は、126.5kW(172ps)/174Nm(17.7kgf/m)を発⽣するフォード製2リッターデュラテックエンジンを搭載。
これは「セブン270」に搭載されていた99.3kW(135ps)/165Nm(16.8kgf/m)を発⽣するフォード製1.6リッターシグマエンジンと比較して、約27%のパワーアップを果たしトルクも向上している。
ロータス・セブンを作った創設者コーリン・チャップマンの「簡素化と軽量化」のパイオニア精神を、1973年ロータスよりロータス・セブンの製造権を取得してからずっと忠実に守ってきたケータハムカーズは、新型「セブン340」の⾞両重量でも500kgをわずかに超えるレベルとなり(S:560kg、R:540kg、装着オプションにより変動あり)、最⾼速度は209km/h、0-100km加速5秒以下、最新の排ガス基準にも適合しておりCO2排出量は148g/kmを実現している。
新型「セブン340」には、ロード志向のSモデルとサーキット志向のRモデルから選択できる。340Sはよりロード志向のオーナー様向けに、5速ギアボックス、ロードサスペンションパック、14インチClassicシルバーアロイ+ Avon AT7タイヤ、フルウインドスクリーン・ソフトトップ&ドア、ヒーター、ブラックレザーシート、Momo ステアリング、フルカーペットインテリアが標準装備となる。
一方、340Rはサーキット志向のオーナー様向けに、5速ギアボックス、スポーツサスペンションパック(ワイドトラック、リアアンチロールバー、アジャスタブルプラットフォーム)、15インチOrcusアロイ(シルバー、アンスラサイトから選択)+Avon ZZSタイヤ、LSD、カーボンダッシュボード、コンポジットレースシート、4点式レースハーネス(⾞載)、ブラックパック、Momoステアリングが標準装備となっている。
エクステリアは、無塗装アルミボディー+コンポジットパネル(4色)に加え、スタンダード(4色)/プレミアム(7色)/エクスクルーシブ(9色)のフルペイント仕様から選択でき、カラーコードの指定によりカスタムペイントも選択できる。
追加仕様として、ペイント7グリル、ペイントノーズバンド(とボンネットストライプ)、ペイントロールバー&ケージ、フルデカールパックを組み合わせることにより、よりオーナーの好みの仕様に仕⽴てることが可能。
サスペンション、ホイール、ブレーキ、ウエザープロテクション、トラック等のオプションも選択可能となり、更にSeries5ボディーを選択することにより標準のSeries3ボディーよりもワイド仕様となり、室内空間増/トランクスペース増/トランクスペース増/燃料タンク増/ワイドトラックサスペンション/サイドスクリーンアームレストにより、体格の大きなオーナーにも対応している。
【メーカー希望小売価格】
SEVEN 340S 10,395,000円(税込)
SEVEN 340R 10,615,000円(税込)
【SEVEN 170価格改定】※税込
関連情報:https://www.caterham-cars.jp/
構成/土屋嘉久