パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションは、Amazon.com Services LLCと、多様化する個人のライフスタイルと豊富で多彩なコンテンツの適合を図り、家族一人ひとりの視聴環境に応じた最適な高画質と高音質で、ストレスフリーでシームレスなこれまでにない映像体験を提供するテレビの開発に向けて、Fire TVのライセンス契約および両社の協業に合意したと発表した。
これにより、放送、録画、ストリーミングサービス、アプリ、ライブチャンネルなどあらゆるコンテンツとの新たな出会いや楽しみ方を、一人ひとりに最適化されたホーム画面を備えたスマートテレビとして提供していくという。
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Fire OSにパナソニックの独自技術を融合したテレビを開発
近年、インターネットやスマートフォンの普及により、テレビの利用形態の多様化が急速に進んでいる。
テレビは、従来の放送や録画コンテンツを視聴するだけでなく、ビデオオンデマンド型の動画配信サービス、SNSの動画コンテンツ、オンラインゲームなど多種多様なコンテンツを、さまざまな視聴用途に応じて楽しむスクリーンとなり、利用者一人ひとりにとってテレビに求める役割が変わってきているのだ。
そこで、パナソニックは、これまで培ってきた高画質・高音質技術、通信・デジタル技術、機器連携などのハードウェア・ソフトウェア開発技術やノウハウを活用し、Amazon Fire TVが持つUX開発力やコンテンツ力を融合することで、視聴者一人ひとりのライフスタイルや視聴環境に応じたストレスフリーなコンテンツとの出会い、コンテンツに最適な画質・音質による映像の没入体験、家と移動空間またIoT機器や録画機器とのシームレスなつながりを実現していくという。
同社では、今回の協業により、2024年度のグローバルフラッグシップモデルから、オペレーティングシステム(OS)にAmazon Fire TVを搭載し、コンテンツ適応画質などの独自技術を取り入れるほか、操作性や機器連携を進化させた新製品を導入していく。今後は、順次OSにAmazon Fire TVを搭載した機種を拡大していく予定としている。
なお、今回の協業について、Amazon, Vice President of Alexa and Fire TVのDaniel Rauschは、「2024年にFire TVが搭載されたパナソニックの新しいスマートテレビを共同で発表できることをこの上なく嬉しく思う。これにより、世界中のお客様が、Fire TVのパーソナライズされたストリーミング体験やAlexaへのアクセスと、パナソニックのクラス最高のスマートテレビという組み合わせによるメリットを全て享受できるようになる」とコメント。
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションのCEOである豊嶋明は、「エンターテインメントとコミュニケーションの力で人々に新しい『感動と安らぎ』を提供するというミッションの実現に向けて、Amazon.com Servicesとの協業はテレビの新たな体験価値を創出する重要な鍵になると確信している。今回の協業を基に、一人ひとりの暮らしの中で、『未知』と出会い、『感動』にひたる体験を提供し、くらしや人生をより豊かで彩りのあふれる時間で満たしていきたい。今後も映像・音響・通信の技術で、お客様のウェルビーイングに貢献する真に価値ある商品とサービスを提供していく」と述べている。
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https://na.panasonic.com/explore
構成/立原尚子
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