パーク24は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」(※)の会員を対象に、運転支援機能付きのクルマ」に関するアンケート調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
※入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラム。タイムズパーキングやタイムズカー、タイムズカーレンタルの利用等でポイントがたまる他、会員限定サービス等を提供。会員数約1091万人(2023年11月末現在)
運転支援機能付きのクルマを購入したい人は前回よりも11ポイント上昇
バックモニターなどの運転支援機能付きのクルマを「購入したい」と回答した人は57%で、前回より11ポイント増加した。
また、「既に保有している」と回答した人は7ポイント増加した一方で、「購入したくない」は18ポイント減少しており、運転支援機能付きのクルマの購入意欲が高まっているものと考えられる。
運転支援機能付きのクルマを「購入したい」と回答した人が搭載したい運転支援機能の1位は「バックモニター」80%となった。次いで、「前方衝突防止機能」71%、「後方衝突防止機能」62%という順だった。
■保有するクルマに付けている運転支援機能は「バックモニター」が最多
運転支援機能付きのクルマ保有者が搭載している機能は、「バックモニター」94%が最多だった。2位は「前方衝突防止機能」77%、3位は「車線逸脱防止機能」68%となっている。
運転技能の中で「駐車」・「バック」を苦手(※)としている人が多いことや、2022年5月以降発売の新車には搭載が義務化されたことなどが、「バックモニター」の搭載率の高さにつながっていると推察される。
※出典:2021年2月9日同社発表プレスリリース『自身の運転を「上手い」と認識する人は約3割 得意・苦手な運転技能はともに「駐車」がトップ』
■駐車時に運転支援機能を使用したことがある人は87%
苦手と感じている人が多い「駐車」時に、運転支援機能を使ったことが「ある」と回答した人は87%。
クルマの保有者よりも非保有者の比率がわずかながら高い理由としては、レンタカー・カーシェアリング事業者の貸出車両への運転支援機能の標準装備化が進み、利用するクルマに搭載されているケースが多いことが影響しているものと考えられる。
■駐車時に使用したことのある運転支援機能は「バックモニター」が96%でトップ
駐車時に使用したことがある運転支援機能は「バックモニター」96%がトップで、2位の「車両を上空から見下ろしたような映像が見られる機能」31%と65ポイント差となっている。
以下「後方衝突防止機能」29%、「前方衝突防止機能」25%と続いた。
調査概要
調査対象/タイムズクラブ会員
(2022年8月31日以降に入会し、直近でパーク24グループのサービス※を利用した人)
※対象サービス/時間貸駐車場・予約制駐車場・カーシェアリング・レンタカー
調査方法/非公開型インターネットアンケート
調査期間/2023年8月31日~2023年9月11日
有効回答者数/5342名
構成/清水眞希