ウェブマガジン『@DIME』が小学館の育児サイト『HugKum』とともに開催する「ファミリーダイムアワード」。育児真っただ中のお父さんお母さんの心をつかんだ商品とは? 5つの部門賞と大賞を発表!
子どもの安全から大ヒットしたエンターテインメントまで、日々を彩る3つが「子ども部門賞」を獲得!
@DIME×HugKumの【FAMILY DIME】プロジェクトとは?
『@DIME』と『HugKum』が共同で、小学生以下のお子さんがいる子育て世代に向けて、お役立ち記事を制作するプロジェクト。それぞれのサイトで記事を配信中。
https://dime.jp/genre/special/family-dime/
ヘルメット義務化で売り切れ続出!
マグクルーズ
『MagRide ファースト186』 希望小売価格4380円
『MagRide セカンド220』 希望小売価格4380円
2023年4月、法改正により自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化。改めて子どものヘルメット着用も喚起される中、日本人向けの楕円型設計で頭にぴったりフィットする同商品が人気に。1~3歳向けの「186(イチハチロク)」、3~8歳向けのセカンドモデル「220(ニーニーゼロ)」を展開。商品名の数字は重さで、いずれも超軽量。
軽いのでかぶるのを嫌がらない。色バリエも豊富
(40歳女性、子ども2歳)
マットブラック、スカイブルーなど全8色展開(全色マット加工)。
第2弾も発売に!累計125万部突破の大ヒット!
鈴木のりたけ『大ピンチずかん』
発行/小学館 1650円
絵本作家・鈴木のりたけさんが温かい観察眼で子どもの「大ピンチ」をユーモアたっぷりに描く。2022年2月の発売以来、数々のメディアで紹介され、絵本賞8冠を達成。2023年も勢いは衰えず、11月に続刊が発売。2023年年間ベストセラー(総合)1位(トーハン調べ)を獲得。
あるある! というシーンがたくさん。ほほえましくて和む
(39歳女性、子ども5歳)
リリースから約2週間で再生計1億回を突破
YOASOBI『アイドル』
テレビアニメ『推しの子』の主題歌としてアニメ放映日の2023年4月に公開され、リリースから約2週間で全世界動画・ストリーミング再生計1億回を突破。ビルボードジャパン総合ソング・チャートにて、2週連続の総合首位を獲得。YouTube全世界ランキングでも1位に。
アニメとともに子どもがハマり、YouTubeで繰り返し見ました
(43歳女性、子ども12歳)
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
(C)Sony Music Entertainment (Japan) Inc.
文/DIME編集部
計算が速くなるだけじゃなく算数が好きなる!2桁のかけ算を暗算できるようになるドリルが人気の理由
「VUCA」というビジネス用語がある。変動性、不確実性、複雑性、曖昧性を指す英単語の頭文字をとった造語で、AIなどの社会実装によってビジネス環境が大きく変化していることを示す。この予測困難な社会の到来を見据えて2020年3月、文部科学省は学習指導要領「生きる力」を公示。これを機に、中学受験算数の難化が囁かれるようになった。
中学受験は、受験者数が増加傾向にあるなど、競争激化の渦中にあるもののひとつだ。そして高まる受験熱は、新たなトレンドを生んだ。2ケタ同士のかけ算で使える、暗算ドリルが続々登場しているのだ。そんな数ある暗算ドリルのなかで大きな話題を呼んでいるのが、小学生向けの暗算ドリル『小学生が99×99までスイスイ暗算できる最強ドリル』(小学館)だ。
『小学生が99×99までスイスイ暗算できる最強ドリル』
岩波邦明・著
『小学生が99×99までスイスイ暗算できる最強ドリル』では、この本で初出となる「あゆみ算」を扱っている。「あゆみ算」とは、最先端のAIを学ぶ現役スタンフォード生でもある岩波邦明医師が独自に考案した画期的な暗算法のこと。東京大学医学部在学中に開発・出版し、累計発行部数66万部のベストセラーを誇る『岩波メソッド ゴースト暗算』から、およそ12年の歳月を経て開発した最新メソッドだ。
最新メソッド「あゆみ算」では、脳のワーキングメモリに着目している。計算する際に頭の中で扱う数字の数を減らすことで、2ケタ×2ケタの暗算を簡便化。筆算よりも速くかつ正確に2ケタ同士のかけ算が暗算できるだけでなく、「最短の工程で暗算できるから、誰でも簡単にマスターできる」「問題を解くたびに情報処理能力(プログラミング脳)がグングン育つ」など、さまざまなメリットがあるという。
どうして岩波医師は新たな暗算メソッドを開発したのか? そのきっかけは、スタンフォード大の大学院コースで最先端のAIを学ぶ中で「AI開発に数学が不可欠」という確信を得たことにあると話す。
スタンフォード大学で医療用AIの開発に挑む
岩波邦明さん/医師・現役スタンフォード生。1987年生まれ。東京大学医学部卒。在学中に暗算法「岩波メソッド ゴースト暗算」を開発。著書は66万部を超えるベストセラーに。
――岩波先生は現在、スタンフォード大学でAIの勉強をしています。医師でありながらAIを学ぶ理由をお聞かせください。
2022年11月、オープンAI社が生成AIのChatGPTを公開し、世界中に衝撃を与えました。私も衝撃を受けたひとりで、大きな衝撃を受けたと同時に、生成AIの世界に興味が湧いたのです。
翌年2月頃からプログラム言語やAIの勉強を始め、現在はスタンフォード生として大学院コースを受講しています。
――最新のAIについて勉強するなかで、気づきがあったそうですね。
はい。生成AIは100%数学でできていると言っても過言ではない。そんな確信を得ました。高校数学の分野でいうと、微分や確率、ベクトルですね。数学が生成AI開発の根幹部を支えているのです。
「数学を勉強しても将来、何の役にも立たない」という言葉をよく聞きますが、数学は世界の最前線を切り開くために必須な知識だと改めて気づきました。
――「生成AIが数学でできている」とはどういうことでしょうか?
例えば、ChatGPTはどうやって回答を導き出すのでしょうか。
「今日の天気は?」という質問に、天気に対応する言葉群から答えを選んでいると考える人は多いと思いますが、実際は違います。
確かに昔はそのようなプログラムだったこともあります。しかし現在の生成AIは、数式によって確率的に最も正しい〝らしい〞ものを選んでいるのです。
開発のステージでは、この回答の精度を向上させるために、微分を用いて数十億、多いときには数千億ものパラメーターを調整しているのです。この調整によって、いわゆるAIの賢さが決まります。
――数式で導き出すということは生成AIに学習させる段階で、数字で学習させるのでしょうか?
そのとおりです。生成AIのひとつであるChatGPTは〝言語〞ではなく言語を〝数字〞に置き換えてデータを蓄積します。そのおかげで生成AIは、それぞれの言語モデルを習得させる必要がなくなります。ChatGPTが英語だけでなく日本語やほかの言語でも高い性
能を発揮できるのは、それが理由のひとつだと考えられます。
――先生はAIを勉強した先に、どのようなビジョンを思い描いているのでしょうか?
医療用の生成AIを開発したいと思っています。
例えば、医療画像を生成するAIです。X線写真を学習させた画像生成AIがあれば診療、研究、教育など多分野で活用できるようになるでしょう。自閉症の人たちをサポートする対話型AIの開発も考えています。ジョブインタビュー(就職面接)の練習やアドバイスをしてくれるAIがあれば、自閉症の方々の生活を大きく助けることができるでしょうし、そういった医師という仕事に直結する生成AIの開発ができればと、精進しています。(続く)
特別企画「ラッキーあゆみ算(1)」の解き方を動画で解説
『小学生が99×99までスイスイ暗算できる最強ドリル』(小学館)では、2ケタ同士のかけ算全8100パターンに対応する新しい暗算法「あゆみ算」ほか、6つの暗算法「ラッキーあゆみ算」を収録している。
そこで本書で紹介している「ラッキーあゆみ算」のひとつ〝11×11から19×19までの2ケタ同士のかけ算〟の暗算法をおよそ1分で解説してもらった。
育児ハックの決定版!育児悩みを解決する意外なヒントが満載の書籍「子育てブレスト」好評発売中!
本書はクリエイティブディレクターの佐藤ねじさん、手づくりおもちゃ作家の佐藤蕗さんご夫妻が実践してきた子育てアイデア集です。
予約開始と同時にAmazonで注文殺到! “意外な解決作”の数々に「真似したい」「楽しすぎ」という声が多数寄せられています。
SNSで24万いいねの「車窓忍者」、18万いいねの「偉人漫画モビール」、お小遣いが欲しくて家庭内起業した「小1起業家」など、佐藤ご夫妻はTwitterに育児アイデアを投稿し、数々のバズを起こしてきました。
本にはそれらはもちろん、すぐに真似できる初公開のアイデアを多数収録。
0歳~小学校高学年の子育て悩みに対する“意外な解決策”を67ご紹介します。
寝ない、登園しない、食べない、着替えない、宿題をしない…。お子さんのいるご家庭なら誰もが頭を悩ませる“子育てあるある”にどう対処するか。クリエイティブの手法を育児に活かした新しい解決策が勢揃いです。
アイデアを真似するうちに、「早くして」「勉強しなさい」と言わない発想転換も身につきます!
今回は本書に収録するアイデアを一部ご紹介します。
SNSで話題になったアイデアを多数収録
他にはない育児アイデアは見ているだけで楽しいものばかりです。
◎後追いが激しい1歳児に… →母親の等身大パネル
◎ギャン泣きする赤ちゃんに… →偉人漫画の1コマのようになるモビール
◎お小遣いが欲しい小1に… →親に900円借金して「家庭内起業」
◎車や電車での移動時に…→車窓を背景に忍者が走る「車窓忍者」
すぐ真似できるアイデアも満載
朝の登園しぶり、電車での大騒ぎ、食べ物の好き嫌いなどの困りごとをアイデアで解決。
◎保育園に行かない… →「運動会の曲でお着替え競争」
◎電車で騒いでしまう… →動いた方が負けの「電車ヨガのゲーム」
◎イヤイヤ期、ご飯をたべない… →「“つまみぐいレストラン”だと喜んで食べる」
◎親は休みたい、子どもは遊びたい…マリオのBGMを口ずさんで背中踏みを遊びにする「マッサージマリオ」
◎ゲームで時間を溶かす小4に… →「Googleカレンダー」を教える
ビジネスのテクニックを育児に持ち込む
佐藤ねじさんは、デザインや企画を手掛けるプランナー。これらのアイデアは、子どもを「クライアント」と捉えることで生み出されているといいます。
「商品が売れない」「ブランドの認知度を上げたい」といったクライアントからの「課題」のように、育児の困りごとを捉え、ユニークな解決作が誕生しています。本ではその発想法もご紹介しています。
たとえば、「保育園に行かずに困っている」ときのゴールは「子どもが保育園に行く」。
でもそれを解決できないなら、ゴールを分解して考えます。
「子どもが保育園に行く」の手前の、「玄関から外に出てもらう」をゴールとすれば、解決策が浮かぶかもしれません。
育児の困りごとを解決するアイデアから発想法までわかる一冊。これぞ育児ハックの決定版!ぜひご覧ください。
『子育てブレスト その手があったか!67のなるほど育児アイデア集』
著/佐藤ねじ・佐藤蕗
絶賛発売中!
www.amazon.co.jp/dp/4093891230
【著者プロフィール】
●佐藤ねじ
1982年生まれ。プランナー/クリエイティブディレクター。面白法人カヤックを独立後、2016年ブルーパドルを設立。WEB・アプリ・商品やお店などの企画とデザインを行う。主な仕事に「ボードゲームホテル」「隠れ節目祝いby よなよなエール」「アルトタスカル」「不思議な宿」「佐久市リモート市役所」「小1起業家」「劣化するWEB」など。著書に『超ノート術』(日経BP)がある。
●佐藤蕗
1982年生まれ。手づくりおもちゃ作家。建築設計事務所勤務を経て、第1子の出産を機にフリーランスに。育児をしながら作っていたおもちゃが反響を呼び、デザイナーやイラストレーターとしての活動のかたわら造形作家として、現在は雑誌や新聞、WEBなどで作品を発表している。著書に『ひらめいた! 遊びのレシピ ふきさんのアイデアおもちゃ大百科』(偕成社)など。
文/編集部