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PayPayオフライン決済の利用上限が大幅緩和、イベント会場でも問題なく買い物できるレベルに

2024.01.11

イベント会場でも気兼ねなく買い物できる!

それが12月18日から、以下のように改定された。

決済金額
50,000円/回
決済回数
5回/過去24時間、10回/過去30日間

1回につき5万円までの決済が可能になったことも朗報だが、24時間以内の決済回数が5回になった点はオフライン決済の利便性を大幅向上させている。これなら上述のイベント会場での買い物も気兼ねなく実施できそうだ。

正月三が日の神社。筆者の住まう静岡市にも浅間神社というところがあり、境内には屋台が並ぶ。ここ3年はパンデミックのせいで規模が大幅縮小されていたが、今年はその限りではないだろう。

そのような場でもPayPayオフライン決済が利用できるとしたら、これはやはり利用者にとって多大な恩恵をもたらす機能と言える。

「パンデミック後」の世界を象徴する機能

貧乏人の筆者は、イベント会場で数万円に上る買い物をした経験は一切ない。

故に「5万円×5回=総額25万円」の買い物ができるPayPayのオフライン決済をフル活用することはこれからもないはずだが、もっと豊かな人ならその限りではないはずだ。イベント会場でオフライン決済のみを使って25万円の爆買い、ということを実行する人も現れるだろう。

これはある意味で「パンデミック後」の世界を象徴するような機能かもしれない。

2年前の今頃であれば「イベント会場で爆買い」など想像もできない状況だった。2020年初頭から始まったパンデミックの終わりが見えない状況下で、@DIMEを含む「モノコト」を伝えるメディアは「いかに巣籠りを楽しく過ごすか」という記事を重点的に配信していたはずだ。筆者自身、この当時は富士川以東大井川以西に足を運ぶことはできなかった。

今は時代の流れが完全に変わった。自宅の外に出てキャッシュレス決済を活用することができるようになったのだ。

屋台の主人の考え方を変える機能に?

また、このオフライン支払いモードはそれまでキャッシュレス決済導入を見送っていた事業者の考え方を変える可能性も。

「PayPayを導入しても、どうせ祭りは人で混み合うのだからネット接続できなくなる」

そのような考えでキャッシュレス決済導入を躊躇っている屋台の主人も、オフライン決済の有用性を知れば一転してPayPay導入に前向きになる……ということもあるかもしれない。

「PayPayのさらなる普及」という角度から考えても、オフライン決済の機能向上は見逃せない話題である。

【参考】

「PayPay」に国内主要コード決済初、インターネットにつながっていなくても決済ができる機能(特許出願中)を搭載!-PayPay
https://about.paypay.ne.jp/pr/20230720/01/

「PayPay」のインターネットにつながっていなくても決済ができる「オフライン支払いモード」の上限が拡大しました-PayPay
https://paypay.ne.jp/notice/20231219/f-offline-payment-mode/

取材・文/澤田真一

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