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アメリカ旅行に必須のESTA申請、紛らわしい代行業者を回避する方法は?

2024.01.11

公式サイトにたどり着く方法

では、検索エンジンから本物のESTA申請フォーム(即ち米国国土安全保障省税関・国境取締局の公式サイト)へたどり着くにはどのような手段を繰り出せばいいのか?

国民生活センターのサイトには、

申請の際は各国の大使館ホームページ等で所定の費用や公式サイトのURL等を確認しましょう。

とあり、確かにそれは確実な手段である。が、筆者はその国民生活センターのサイトを利用するという手段を提案したい。

トップページの検索フォームに「ESTA」と入力すると、上記の「公式?代行?ESTA等の申請の際は確認を!」という題の記事が出る。実はその記事の中に米国国土安全保障省税関・国境取締局の公式サイトのリンクがあるのだ。

これはGoogleで直接入力するよりも堅実な方法でもある。そもそも、Googleはこのあたりの検索順位を見直すべきとも思ってしまうが……。

そのESTA、本物?

では、既に代行業者を利用してESTAを取得してしまった場合はどうすればいいのか?

返金を要求するかどうかは、実は後回しでもいい。真っ先にやるべきは「発行されたというESTAは本物か?」を確認することだ。
発行済みのESTAは米国国土安全保障省税関・国境取締局のサイトで確認することができる。これを利用してちゃんと発行済みということを確認できれば、まずは一安心。代行業者への返金要求はそれからでも遅くない。

最悪、担当省庁はESTA申請を却下しているのに代行業者が「ESTAを取得しました」と嘘をつくこともあるという。もはやこれは代行業でも何でもないが、ともかく「自分は本当にESTAを取得しているのか」という確認は徹底すべきである。

【参考】
国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/index.html

公式?代行?ESTA等の申請の際は確認を!-国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/kmj_mailmag/kmj-support139.html

取材・文/澤田真一

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