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台風の被害は全国に拡大する?気象予報士・國本未華さんに聞く複合化する災害と必要な備え

2024.02.14PR

本来であれば自然界の中だけで生息する動物や、コンテナなどに乗って上陸する害虫などの危険性が年々増している。気象に目を向ければ集中豪雨などによる被害も激甚化が止まらない状況だ。2024年はこれらの脅威がどうなるのか? 専門家が分析する〝取るべき対策〟からビジネスチャンスを見いだしたい。

複合化する災害にも注意してください!

國本未華さん気象予報士/防災士
國本未華さん
1987年生まれ、東京都出身。ウエザーマップ所属。早稲田大学人間科学部卒。2009年4月気象予報士登録。現在TBSテレビ『Nスタ』(水・木)の気象コーナーを担当。健康気象アドバイザーなどの資格を持ち、お天気教室「こども天気部屋」の企画も行なっている。

 気象予報士で防災士の資格を持つウエザーマップの國本未華さんが、2024年の気象において想定される一番のリスクとして挙げてくれたのが「台風」だ。

「2023年は発生する台風が少なく、11月現在で16個。これまで平均して25個前後が発生しているのに比べると少ないです。台風に対して、気持ち的に油断している面があるかもしれません。来シーズンは、 例年どおりに、来る可能性が十分にあります。引き続き、備えが必要です」

 台風が減った理由として、様々な原因が考えられるが、エルニーニョ現象が影響している可能性がある。エルニーニョとは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて、海面水温が平年より高くなる現象のこと。2023年は南米ペルー沖の海面水温が高くなるエルニーニョが発生した結果、台風が少なかったと考えられている。2024年は、このエルニーニョがピークを過ぎる可能性が高く、通常どおり台風が上陸する恐れがあるそうだ。

 エルニーニョがピークを超えた後にやってくる台風は特に要注意だと國本さんは言う。

「変な動きをする〝迷走台風〟が発生する危険性があります。思いがけない方向に行くかもしれません。発生の際は予報などを十分に確認してほしいです」

國本さんのトレンド予測2024

國本さんのトレンド予測20242016年に起こったエルニーニョ現象後のように
変な進路を取る台風が発生するかもしれない!

2016年、エルニーニョが終わった台風シーズンに、北日本へ相次いで5つの台風が向かった。そのような事態は国内で初めてのこと。台風に慣れていない地域でもあり、被害は甚大だった。2024年も、同じような懸念があり、迷走する台風には警戒してほしい。

大雪が降る可能性は?

大雪が降る可能性は?海水温が高い時に、上空から大陸の強い寒気が来ると、短時間で強い雪が降る恐れがある。「太平洋側に関しては、今シーズンは暖冬の予報です。気温が高い傾向にありますが、強い寒気が急に入ると天気が急変し、太平洋側でも大雪のリスクがあります」

花粉はたくさん飛散する?

花粉はたくさん飛散する?國本さんによると、2023年の猛暑により、2024年春は、花粉の飛散量は多くなりそう。「花粉は1年ごとに増減を繰り返すので、2024年は2023年に比べて減る傾向ですが、それでも量としては多い。暖冬により飛散開始時期が早まりそうなので早めの対策を!」

2024年も猛暑になる?

2024年も猛暑になる?2024年も猛暑の傾向は続くと國本さんは見ている。「春先から急激に気温が上昇し、近年は5月や6月の最高気温の記録を頻繁に更新しています。春から暑くなり、10月頃まで残暑が厳しく、熱中症の対策が必要でした。2024年もこうした状況は恒常化しそう」

生活を脅かす3つの現象への対策も万全に

「停電時は冷凍庫の活用を。冷凍ジュースは熱中症対策と栄養補給にも役立ちます。連絡先の電話番号は紙でも保管しておき、災害ごとに異なる避難所の確認もしておきましょう」

「バックウオーター現象」

大きな川の上流で大雨が降り、水位が上がりすぎると、支流である小さい川の水が本流に流れ込めず、逆流する……。これはバックウオーター現象と呼ばれるもので、河川の被害として警戒すべきだと國本さん。「小さい川なのに意外と被害が大きくなり、水害に不慣れな地域でも起こるので注意してほしいです」

「極端気象」

日本は海に囲まれていると同時に、大陸が近くにあることで天気がダイナミックに変化する。そのおかげで四季があるものの、特に最近は天気の変化が極端であると國本さん。大雨の後に日照りが続いたり、寒暖差が激しくなったりすることで体調を崩しやすくなる。2024年もこうした極端気象は続く模様だ。

「複合型災害」

今後、特に対策すべきは、複合型の災害。「台風×猛暑」「土砂災害×洪水」といった、ひとつだけでない複数の災害が引き起こされる危険性が高い。特に台風で災害が起きるのと同時に、気温が急激に上昇して猛暑となり、熱中症のリスクが高まるなど、ひとつだけの対策では間に合わない状況も想定しておこう。

生活を脅かす3つの現象への対策も万全に

取材・文/柿川鮎子

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