配信動画がさらに人気上昇。利用率は「YouTube」が85.4%で圧倒的
【図表3-1】 SNSの利用状況
【図表3-2】 動画サービスの利用状況(2024年の上位10項目を抜粋)
SNSと動画サービスの利用状況を聞いた。配信動画の人気が昨年よりもさらに上昇したことが特徴的で「YouTube」の利用率は85.4%で昨年よりも1.8ポイント増加、「TikTok」は53.0%で半数を超え、4年で4.3倍となった。
見逃し配信の「TVer(41.4%)」も昨年から7ポイント上昇。SNSの選択肢として今年の調査から新たに追加した「BeReal」と「Threads」は、誕生して間もないながらも「Facebook」よりも上回る結果となった。
■ニュースソースとして〝信頼できる情報源〟の第1位「テレビ」
【図表4】 情報の入手先と、信頼できる情報源(2024年調査の上位10項目を抜粋)
ニュースや話題などの情報の入手先と、信頼できる情報源の第1位はともに「テレビ」で、他を引き離す結果となった。
その他の情報源の「SNS(個人アカウント)」や「動画共有サービス(YouTubeやTikTokなど)」は情報源としては根強い人気だが、信頼度は低い結果となっている。
■「AIに期待」が57.0%の一方で「AIが自分の仕事を奪う」と懸念も51.8%
【図表5-1】 AIに対する期待と不安
【図表5-2】 AIが将来自分の仕事を奪う可能性について
AI(人工知能)について57.0%が「期待している」ものの、57.2%が「不安がある」とも回答。いずれも昨年から約10ポイント急上昇していることがわかった。
また、51.8%が「AIに仕事を奪われる可能性がある」と回答しており、AIを脅威と捉えていることが示唆された。
一方、AIに仕事を奪われないために何をすべきだと思うかを自由記述で尋ねると、「AIを使いこなすためにITスキルを磨く」、「人にしかできないクリエイティビティを発揮できる仕事に就く」、「対人関係を大切にする」、「AIが得意な単純作業の労働を廃止」などが見られた。