物心ついたときからインターネットやスマートフォンに囲まれていたデジタルネイティブの若者たち。オンラインでのやり取りが当たり前の時代を生きているZ世代の人たちは,
今どのような価値観を持っているのだろうか。
BIGLOBEは「あしたメディア by BIGLOBE」にて、全国の18歳から69歳の男女1,000人(18歳から24歳までのZ世代350人を含む)を対象に、「若年層を対象とした意識調査」を実施、調査結果の第3弾を発表した。
「人と対面で会うのが好きではない」5割以上だが、「孤独を感じることがある」は6割
全国の18歳から69歳までの男女1,000人に「オンラインで済むものはオンラインで済ませたい」という考えがあてはまるかを質問すると、Z世代(18歳~24歳)で、「あてはまる/ややあてはまる」と回答した人の割合は76.9%と8割弱となった。
Z世代の次に「あてはまる/ややあてはまる」と回答した人の割合が一番高かったのは50代で76.0%であった。反対に一番低かったのは60代で53.0%。
「オンラインで済むものはオンラインで済ませたい」という回答の割合が一番低い60代でも、あてはまると思う人は半数以上という結果に。
続いて「人と対面で会うのが好きではない」という考えがあてはまるかを質問すると、Z世代では「あてはまる/ややあてはまる」と回答した人の割合の合計が54.0%となり半数を超えた。
年代が上がるにつれて「あてはまる/ややあてはまる」と回答した人の割合は減少し、対面で会うことを好む傾向があることが伺える。
「他人が得をすることや成功することに、怒りや嫉妬を覚える」という考えがあてはまるかを質問すると、「あてはまる/ややあてはまる」と回答した人の割合が一番高かったのは25~29歳で50.4%、次いでZ世代が50.0%という結果となった。
30代以降は年代が上がるにつれて他人を気にする傾向が減少し、60代では25.0%となっている。
最後に「寂しさや孤独を感じることがある」という考えがあてはまるかを質問すると、Z世代では「あてはまる/ややあてはまる」と回答した人の割合は63.1%となった。
年代別に見ると、40代以上から大きく低下し、60代では「あてはまる/ややあてはまる」と回答した人の割合は34.0%であった。年代が上がるにつれて孤独を感じなくなっていくようだ。
調査概要
調査名 :「あしたメディア by BIGLOBE」若年層の意識調査
調査対象:全国の18歳から69歳までの男女1,000人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年9月12日~9月14日
※ 本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合がある。
関連情報
https://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2023/12/231214-1
構成/Ara