複数のSaaSを展開するうるるの100%子会社であるOurPhotoは、2023年に成人式を迎えた416名を対象に「成人式最新実態調査2023」を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
成人式を迎えるにあたって実施したイベント
成人式を迎えるにあたって実施したイベントについて聞いたところ、「地元の式典への参加」が最も多かったものの半数に留まる結果となった。
次いで「衣装の着用(振袖/袴、スーツ/ワンピース 等)」の回答も45.2%と半数近くにのぼり、「スタジオ撮影」の回答は約4割(38.5%)ということがわかった。
成人式を迎えるにあたって実施したイベントの準備や予約などを「いつ頃から始めたか」について聞いたところ、最も多かった回答は「成人式当日」(15.7%)、次いで成人式の「2~3カ月前」(14.2%)、「1週間~1ヶ月(2023年12月~1月初旬)」(13.5%)という結果になった。
成人式の「1週間~半年前」から準備をしたのは3割以上(36.3%)、「1年以上前から」は2割(19.4%)となっている。
■成人式当日に大変だったことや苦労したこと
成人式当日に大変だったことや苦労したことについては、「特になし」が62.2%と半数以上だった。「着付けや美容院の時間が伸びてしまった」、「自分や家族で着付けをしたがうまくいかなかった」といった「衣装(振袖や袴)の着付け」に関して苦労したという回答は合わせて24.6%となっている。
自身が着用した衣装は「和装」or「洋装」
成人式を迎えるにあたって実施したイベントで「衣装の着用」と回答した人に、自身が着用した衣装が「和装」か「洋装」か聞いたところ、「和装(振袖、袴)」と回答した方が最も多く8割以上(80.9%)を占める結果となった。
男女別で見ると、女性は約9割(89.8%)が和装を着用、男性は洋装が7割を超える(72.7%)ことが判明。和装の着用割合は圧倒的に女性の方が多く、成人式の衣装として定着していることがわかる。
成人式を迎えるにあたって実施したイベントで「衣装の着用」と回答した方に、衣装をどのように手配したか聞いたところ、回答者の約3割(29.8%)が「衣装レンタル店で借りた」、2割以上が「フォトスタジオのレンタルプランを活用した」、「家族や知人におさがりをもらった」(どちらも23.4%)と回答した。
レンタルやおさがりの合計は7割を超え(76.6%)、新たに購入する割合は1.5割(14.9%)となっている。
成人式を迎えるにあたって実施したイベントで「衣装の着用」と回答した人に、衣装のこだわりについて質問したところ、「衣装レンタル店で早いうちから探して予約した」が43.6%と最も多く、次いで「親や祖父母が着たものを着用した」(28.2%)、「衣装を自分らしくアレンジした」(12.8%)という結果になった。
また7.4%が衣装に「推しカラー」を取り入れていることがわかった。