健康食品、化粧品等の開発・販売を手がけるCloudNineでは、全国20〜70代の男女1114名を対象に「機能性表示食品に関する意識調査」を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
機能性表示食品の表示が商品選択の要因と成り得る割合は?
『どちらともいえない』や『いいえ』の割合も少なくないが、約4人に1人が『はい(23.5%)』と回答しており、機能性表示食品の表示が商品選択に影響しているとわかる。
「機能性表示食品」に対するイメージや認知度、安心感が商品の購買に繋がっていると考えられる。
■機能性表示食品の具体的な表示に対する信頼度の割合
商品を選択する上で「機能性表示食品」の表示を『参考にしない人』は4割近くいたが、具体的な表示されている商品に対しては『信頼していない人』は2割にも満たず、機能性表示食品の表示に関しての一定の信頼度が確認できる。
理由としては「健康をサポートする」「美容に良い」などの具体的な表示があることで、消費者自身の悩みに対する解決のイメージが付きやすく、実際に効果を実感した人も多かったのではないかと推測される。
商品の中でも自身に合う合わないがある中で、機能性表示食品の具体的な表示は一つの信頼の指標になるかもしれない。
■商品購入前の情報収集に関する調査
半数以上の人が『成分表を確認する(50.7%)』、比較などを気にする方が約3割『レビューや口コミを読む(33.8%)』、特定の機関に認められているという安心感を求める人も3割程度『機能性表示食品の表示(26.8%)』となった
商品の成分表や機能性表示食品、特定保健用食品などの表示の確認など、商品の中身を確認して購入する人が多いことがわかる。
◎調査結果まとめ
今回の調査で約4人に1人が商品を選択する上で、機能性表示食品という表示を参考にしていることが判明した。
機能性表示食品の表示を商品選択の参考にしない人も、具体的な「健康をサポートする」「美容に良い」などの記載は信頼しているようだ。
商品を購入する際は、多くの人が成分を見て購入しており、科学的根拠に基づく成分かどうかは商品購入における大事な指標の一つだと考えられる。
今後の消費生活を豊かにするためにも、どのような成分なのか、この表示が意味するものは何なのかということを理解しておくと便利かもしれない。
調査概要
調査概要/機能性表示食品に関する意識調査
調査期間/2023年11月24日(金)~2023年11月28日(火)
調査方法/第三者機関によるインターネット調査
調査人数/1114名人
調査対象/全国の20~70代男女
関連情報
https://refeelas-nmn.com/shop
構成/清水眞希