DIME MAGAZINE
ハハハでもなく、フフフでもなく、ムフッ。そんな笑い声が聞こえてきそうなモノづくりを発信するプロダクト開発チーム・専業ムフが、「月刊ムフ」と題して〝ありそうでなかった変な商品〟を月に1回、妄想してお届け。
企業によるコラボや、実際の商品化の検討も大歓迎。「これは！」というプロダクトを見つけたら、専業ムフまでお問い合わせを。
【月間ムフ1月号】七草粥の追い草さん
あけましておめでとうございます。年末年始をいかが過ごされましたか。おかげさまで、専業ムフはゆっくりと新年を迎えることができました。
あ、そうだ。現在クラファン実施中のカプセルトイ「骨髄ドニャー」と初詣にも行ったりもしましたよ（「骨髄ドニャー」とは骨髄バンクのことをより広く知ってもらいたいという目的で誕生したネコのキャラクターです）。
今年もドニャーもろともよろしくお願いします
ところで、明日が何の日か知っていますでしょうか？
新年早々のビッグイベント。そう、七草粥を食べる日ですよね。
年末年始で疲れた身体に沁みます……滋味深い
でもね、ちょっと思うことがあります。
あの、地味……ではないか？
７つも草が入っているのに、なぜこんなに主張がないのか。七草、粥に負けすぎだろ。連帯せよ。
もっとポテンシャルがあるはずなのに不思議です。
そこで７つの草の気持ちとか少し考えながら、この社会的なイシューに一筋の光を見出す商品を考えました。
その前に、まず七草粥の材料について言及しておきます。
セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ・米・水 以上。ちなみに米と水以外のカタカタのやつが七草です。
うむ。この時点ですでに地味さの予兆がありますが、植物としての生命の強さは感じます。あと何より米と水が草を邪魔しないのでGoodなわけです。
米と水の過干渉が七草の魅力を妨げているのが地味な原因
察しのよい方はもうおわかりでしょう。そう、我々はここに注目しました。ご覧ください。
七草粥の追い草さん
コンセプトは「ありのままの草で粥を飾ろう、そして粥に負けない強い気持ちを持て」です。樹脂で成形しています。
器の縁に「追い草さん」を設置し、七草のエネルギーを感じながら粥をいただく。やることはそれだけ。とてもシンプルですよね。
ちなみに植生を変えたパターンもあるので、よかったら気分に合わせて選んでみてください。
北欧風
ガーデン風
外から見た日本風
七草粥の追い草さん。明日の七草粥にいかがでしょうか。
本年もよろしくお願いします。
※こちらの商品イメージはAIで生成したものであり、妄想です。今のところ発売予定はありません。発売希望の方は、ぜひお気軽に専業ムフまでご連絡ください。
【今月のNGカット】
突然猿が参戦。なぜ？
専業ムフとは？
ハハハでもなく、フフフでもなく、ムフッ。専業ムフは、思わずムフッと笑っちゃうモノづくりを行うプロダクト開発チーム。暮らしにムフッがあると、毎日がもっと楽しく、ドキドキするものに変わるはず。“なくてもいいけど、あると楽しい”をお届けします。
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