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個人間送金でシェアを拡大するPayPay、キャッシュレス習慣の浸透でお年玉文化はどう変わる?

2023.12.29

日本の文化であるお年玉もキャッシュレスに

個人間送金のキャッシュレス化において、「日本の文化であるお年玉についてもPayPayがアップデートしていきたい」と藤井氏は語る。

調査によると、2024年のお年玉の総額は5263億円が見込まれる(お年玉に関する調査)より)。送る人数は平均3.07人で、送る額は平均4631円、約4割の人がキャッシュレスでのお年玉を希望していることがわかった。

お年玉に関する調査。

年始のPayPay送金の件数も、2023年は3年前に比べて約14倍と年々増加。そこで掲げたのが、「お年玉も現金からキャッシュレスへ」という新しい価値観だ。

課題として、「お年玉がキャッシュレスでは味気ない」、「現金化したい時に困る」といった声があるのだが、まず「味気ない」という課題に対しては、お年玉限定のポチ袋を用意。従来の送金ではあらかじめ金額がわかるが、このポチ袋では袋を開けるまで金額がわからない仕組みになっている。また、「現金化」の課題に対しても、PayPay銀行では手数料無料で対応するほか、「PayPayマネー」を優先的に送る仕様に変更した。なおPayPay銀行以外の金融機関の手数料は1100円になる。

PayPay送金では「PayPay残高」を使用するが、この「PayPay残高」には種類があり、「PayPayマネー」と「PayPayライトマネー」が存在する。「PayPayマネー」は銀行口座やセブン銀行・ローソン銀行ATMからのチャージ、Yahoo!フリマ・Yahoo!オークションの売上金など、実際のお金をチャージしたものであるのに対して、「PayPayライトマネー」はPayPayカード、クレジット(旧あと払い)、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いからのチャージで、後払いになる。そこで「PayPayライトマネー」は出金できない仕様になっている。

お年玉限定のポチ袋を用意。受け取るまで金額がわからない仕組みになっている。

PayPay送金を利用すると、これまでは「PayPayライトマネー」が優先されていたが、12月からは「PayPayマネー」を優先して送る機能を搭載。受け取る側が有利になる仕様に変わった。なお、「PayPayマネー」を送ったり、受け取ったりするには本人確認が必要。仮に「PayPayマネー」を送ってもらっても、受け取る側が本人確認していない場合は、「PayPayマネーライト」での受取になるので注意したい。

「お年玉をキャッシュレス化するのは、生活様式や文化を変える話だと思っています。PayPayがお年玉の在り方を変えることに、2024年からチャレンジしていきたいと思っています」と藤井氏は意気込む。

お年玉もキャッシュレスに。

そこで2024114日まで、お年玉専用のポチ袋で500円以上送金した人に、抽選で1万ポイントが当たるお年玉くじのキャンペーンを開催。送った人と受け取った人の両方が当たるので、まだPayPayの送金をやったことがない人は、この機会に利用してみたい。

お年玉専用ポチ袋での送金で1万ポイントが当たるキャンペーンを実施中。

 

PayPay
https://paypay.ne.jp/

取材・文/綿谷禎子

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