■広島東洋カープの公式サイトを見たユーザーの4割が女性。特に若い女性の閲覧率が高い
各球団サイトについて、2014年4月~7月でサイト訪問者の男女比を見てみると、女性比率が最も高いのは広島東洋カープで、サイト訪問ユーザーの4割を女性が占めた。また、ユーザーの年代別に、どの球団サイトをみていたかを集計すると、20-34歳の若い世代で広島東洋カープサイトへの接触率が高い様子がうかがえる。カープは「女性」「若年層」の支持が高いと言えそうだ。
■広島東洋カープの公式グッズ販売サイトの訪問者数は、12球団の中で圧倒的に1位
次に、公式グッズ販売サイトのユーザー数を見ると、12球団の中で広島東洋カープが最もユーザー数が多く、他球団と大きな差があった。グッズ購入にも熱心なファン像がうかがえる。また、7月に新たにオープンした横浜DeNAベイスターズもユーザー数を伸ばした。広島・DeNA両サイトとも、球団公式サイトからグッズ販売サイトへの誘導が強く、サイトを訪れたファンを効率よくグッズ販売サイトへ送客できているようだ。
■12球団全体でみると、女性比率が最も高いサイトは東北楽天ゴールデンイーグルス
女性の訪問が多いサイトはパ・リーグにもあるのか? 12球団の公式サイトでの男女比を集計した結果、女性比率が最も高いサイトは、東北楽天ゴールデンイーグルスで訪問ユーザーの41%を占めている。東北楽天ゴールデンイーグルスでは「レディースクラブ」、広島東洋カープでは「レディースカープ会員」という女性のためのファンクラブがあり、女性ファンの獲得に力を入れている。