マイホーム購入を決断する要因1位は「十分で安定した年収」
最後に、「マイホーム購入を決断するに際し、影響を与える要因は何か」を聞いたところ、1位は「十分で安定した年収(185人)」だった。以下、2位は「家族・家庭の事情(152人)」、3位「貯蓄額・頭金の有無(89人)」、4位「ローンの負担(61人)」と続く。
年収、貯蓄額・頭金、ローンの負担など、金銭面の要因を挙げた人が多くなっている。マイホームは大きな買い物ゆえ「お金の準備が整わないと…」と考える人が多いのは当然だ。
年収や保有資産と物件価格のバランスによっては、ローン審査に通らず「買いたくても買えない」という状況にもなりかねない。
■調査結果まとめ
アンケートの結果、マイホームを買いたいタイミングとして「40歳まで」「世帯年収が400万円を超えたとき」と考えている人が多いことがわかった。
ただ購入を判断する条件として、「家族・家庭の事情」と答えた人も多数。年齢や年収のほかに、ライフステージも大きなポイントになる。
なおローンで借入可能な額は年収の5~7倍が目安。ただまとまったお金を貯蓄して頭金にできれば、ローン返済の負担が減ったり、購入できる物件の幅が広がる。
マイホームを買いたい人は貯蓄をしておくと、欲しいタイミングで欲しい物件を購入できる可能性が高まるだろう。
調査概要
調査対象/マイホームを持ちたいと考えている人
調査期間/2023年10月25日~11月5日
調査機関/自社調査
調査方法/インターネットによる任意回答
有効回答数/501人(女性288人/男性213人)
回答者の年代/10代 0.6%、20代 16.8%、30代 39.0%、40代 26.4%、50代 14.0%、60代以上 3.2%
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構成/清水眞希