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卵かけごはんが一番おいしくなるのはどれ?ブランド卵といつものス-パーの卵を食べ比べ

2024.01.02

 一昨年11月に茨城県に旅行したとき、道路沿いにおれんじ玉子なる看板があった。興味が湧き直売所に出向く。殻が綺麗なオレンジ色だ。サイズがS、M、Lと3種類あり、26個1000円のMを購入。もし割れたらと3個おまけがつく。よって1000円で29個となり、1個約30円だ(以上、記憶によるので間違っている可能性あり)。帰宅後、卵かけご飯で食べると、驚くほど美味しい。当時スーパーで買っていた卵は10個で160円ほど、値段は倍になるが、それだけの価値は十分あった。

思い出たまご。

“夢王”、“思い出たまご”、いつものスーパーの卵=“てるたま”、“天美卵”を食べ比べ

 そんなこともあり昨夏、表参道にある新潟県のアンテナショップ、表参道・新潟ネスパスで目にした“思い出たまご”を購入(価格は後述)、やはり卵かけご飯はすこぶる美味しく、スーパーものとはレベルが違うとしみじみ思ったものだ。

夢王(パッケージは処分してしまった)。

 そして去る12月頭に、お歳暮で“夢王”なる卵をいただく。ネットで調べると、全国からブランド卵がエントリーする“たまごかけご飯祭り”で、3年連続グランプリに輝くという逸品だ。価格は10個で2000円(税込)、1個200円と超弩級だが、とことん美味しい。人生67年で、こんなに美味しい卵かけご飯は食べたことがないと感激した。

 さて@ダイムに記事を書いたように、昨年11月に炊飯器を買い替えた。ご飯の味わいが格段に上がり、お米の炊き方の各種モードをあれこれ試して楽しんでいる。そこで卵かけご飯の食べ比べを思いつき、12月10日、代々木第一体育館でのユーミンのライブに行く道すがら、新潟ネスパスに寄って“思い出たまご”を購入した。値引きの理由は忘れたが、価格は5%引きで6個560円(税込)。ちなみにこの新潟ネスパスは建物老朽化のため12月で閉館、今年4月に後継施設が銀座にオープンするそうだ。

天美卵。

天美卵には品質保証書が付く。

 卵は“夢王”、“思い出たまご”、いつものスーパーの卵=“てるたま”で3種類。せっかくの食べ比べだから、もう1種類加えたい。頭に浮かんだのが、テレビや新聞の広告で目にする鳥取県大江ノ郷自然牧場の“天美卵”。放し飼い、天然飼料、湧水、最高の環境で飼育された鶏が産む新鮮な卵を通販で買える。10個で税込1296円だ。

てるたま。

 12月22日に産んだ“天美卵”が我が家に届いたのは翌23日。その23日にスーパーに行って、10個203円(税込)の“てるたま”を購入。翌日24日のクリスマス・イブに卵かけご飯食べ比べを敢行した。ご飯はパナソニックの炊飯器の“もちもちモード”で炊く。この“もちもちモード”、食感はもちもちだが、溶き卵のような液体に混ぜるとばらけて“もちもちサラサラ”になる。僕にとって最良の卵かけご飯用のご飯だ。

異なる黄身の色。

 どれがどれだかわからない、ブラインドで食べ比べる。器に卵を割り入れるのは妻の役目で、どれがどれだかは妻のみぞ知る。割った卵の黄身の色の違いに驚いた。種類違いの卵の黄身を同時に見たことがある人は数少ないだろうが、見事に色が違う。画像のように黄色だったり、橙色だったり、濃い橙色だったり、薄い黄色だったり。以降、それぞれの卵を、黄、橙、濃橙、薄黄と呼ぶ。

 割った卵に醤油を2度回しかけてかき混ぜる。4種類の卵をご飯に少しずつかけて食す。最初は黄だ。黄身と白身が最も混ざりにくかった。味はクリーミー、今まで経験のないねっとり感があり、文句なく美味しい。次は橙。黄に比べると、クリーミー感は明らかに落ちる。そして卵の味より醤油の味が勝る。特に美味しいとは思えない。続く濃橙はクリーミーというより味わい深い。美味しさは黄と同レベルくらいだ。最後の薄黄はクリーミーでも味わい深くもないが、食感や味のバランスが格別で、これぞベスト・テイストだった。念の為にもう1ラウンド食べ比べたが、感想は変わらない。

意外な1位は?自分の舌を疑う衝撃の結果が

 では、それぞれどの卵なのか? 結果は衝撃的だった。黄は1個約130円の“天美卵”。橙は1個約60円の“思い出たまご”。濃橙は1個200円の“夢王”。なんとベスト・テイストの薄黄がスーパー購入、1個約20円の“てるたま”とは!! 僕の舌、ダメですね……。

 かくなる上は、言い訳を考えよう。昨夏は美味しかったのに、今回はピンと来なかった橙の“思い出たまご”。夏は購入早々に食べたが、今回の食べ比べは購入2週間後だ。卵の鮮度が最も良いのは産んで4日目くらいまで、以後日々鮮度が落ちていくという。つまりこの“思い出たまご”は、生卵として美味しく食べられる期間がとっくに過ぎていたのではないか? では約3週間経ちながら味わい深く美味しかった濃橙の“夢王”はどういうことか? これぞ3年連続グランプリ、王者の貫禄というしかない。価格だって“思い出たまご”の約3倍、それだけの価値があるということだ。クリーミーで文句なく美味しかった黄の“天美卵”は、実力通りに評せたので言い訳なし。最大の問題は価格が1個20円と(比べれば)激安、スーパー購入の薄黄“てるたま”をベスト・テイストとしたことだ。

黄身と白身の混ざり具合が卵によってかなり異なる。

 ここで卵を溶いた画像を見ていただきたい。産まれたての卵の白身は弾力があるが日が経つにつれてサラッとしてくるそうで、黄の“天美卵”と薄黄の“てるたま”は“混ざらない”白身が目立つ。 “天美卵”は22日、“てるたま”も買ったのは23日なので産んだのは推定22日と、他の2種類に比べて圧倒的に鮮度がいい。つまり、美味しさは鮮度>高級度ではないか。では鮮度は変わらないのに、1個130円の“天美卵”より1個20円の“てるたま”を良しとしたのは何故か? “てるたま”は普段食べている舌におなじみの卵だ。缶コーヒーに飲み慣れた人は、本格的なドリップ・コーヒーを飲んでも缶コーヒーに軍配をあげるという説があるが、そういうことではないか。あれ、ならば僕に高級卵は必要なし? いやいや、3年連続グランプリ“夢王”と“てるたま”を同じ鮮度で比べれば、さすがに“夢王”圧勝と評すはずだが……。

 結論。なんであれ卵かけご飯は新鮮な卵で!

文/斎藤好一

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