ツバメインダストリは、同社製品である搭乗型ロボット『アーカックス』(英名:Archax)において、河森正治監督がデザインした特装型モデルの販売を開始した。
「サイエンスフィクション」の世界を「サイエンスリアリティ」へ変える搭乗型ロボット『アーカックス』とは
『アーカックス』は、SFに出てくるような大型ロボットに実際に乗り込んで操縦するという、多くの人が憧れた夢の体験を世界に提供すべく誕生した。
ツバメインダストリは、搭乗型ロボットに必要な要素である「アニメ」「ゲーム」「産業機械」「自動車」などは日本が得意とするものであり、これらを融合した「This is Japan」な製品を世界に供給したいと考えているとのこと。
『アーカックス』は搭乗型ロボットという全く新しいマーケットを形成することを目的としており、超高級車や自家用ジェット機のようなラグジュアリー市場を同社製品のベンチマークとしている。主たる顧客は富裕層を想定しており、国内だけでなく海外向けの受注販売も開始した。
河森監督デザインの特装型アーカックスとは
アーカックスは内部の鉄フレームでその構造を支えており、外装は強度部材ではないため、デザインはある程度の自由度をもって変更することが可能だ。
その特性を生かし、河森監督がデザインした外装を有する特装型アーカックスを製作、販売することに。
なお、本年度開催のJAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)出展に合わせ、本特装型モデルのデザインを公開した。
■河森正治監督の概要
アニメーション監督、企画、原作、脚本、映像・舞台演出、メカニックデザイナー等を手がけるビジョンクリエーター。
慶応義塾大学在学中に原作者の一人として携わったTVアニメーション『超時空要塞マクロス』、そこに登場する三段変形メカ、『バルキリー』のデザインも担当。劇場作品『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』で23歳の若さで監督に抜擢される。
『マクロス』シリーズ以外にも『地球少女アルジュナ』、『アクエリオン』シリーズ、メカニックデザイナーとして、『機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー』、『攻殻機動隊』、『サイバーフォーミュラ』、『アーマード・コア』、ソニーのエンターテインメントロボット“AIBO”『ERS-220』、日産デュアリスCMメカ『パワード・スーツ デュアリス』、ソニースマートウォッチ『wena』のデザインをするなど幅広く活動。
■ツバメインダストリ株式会社概要
ツバメインダストリ株式会社は、「サイエンスフィクションの世界を、サイエンスリアリティへ」という理念のもと、SFに出てくるような大型ロボットに実際に乗り込んで操縦するという多くの人が憧れた体験を世界に提供すべく、2021年8月に設立。
構成/Ara
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