乱世で功を成し、その武勲・勇名が後の世にまで語り継がれる戦国武将。時代劇、時代小説から、ゲーム、アニメ、漫画まで様々なコンテンツの題材にされ、令和の今なお、多くの人から愛されているわけだが、特に人気の高い戦国武将とはいったい誰なのか?
スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」はこのほど、全国の10代~60代の男女を対象に「一番好きな戦国武将」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
一番人気は「織田信長」、2位以降は年代によって順位に差がみられる
一番好きな戦国武将について聞いたところ、全体の1位は「織田信長」で14.1%となった。
全体の2位以降は「伊達政宗」「徳川家康」「真田幸村」「上杉謙信」が続き、大きな差はみられなかった。一方で「この中にはいない」と回答した人は3割超となった。
年代別にみると、全体1位の「織田信長」は、すべての年代でも1位になった。
10代、20代では、本能寺の変で有名な「明智光秀」がランクインした。40代~50代では、「前田慶次/前田慶次郎」が上位5位に入っている。主君であった織田信長の影響を大きく受けたといわれ「天下の傾奇者(かぶきもの)」としても知られる人物だ。
60代では「徳川家康」の割合が高く、1割超となっている。特に60代女性では13%と高くなっていた。
男女別にみると、女性よりも男性の割合が高いのは「織田信長」、上杉謙信との川中島の合戦が有名な「武田信玄」。一方、女性のほうが高い割合となったのは「徳川家康」となった。
グラフにはないが、エリア別にみると「伊達政宗」は東北で24%と高くなっている。仙台藩の初代藩主で、幼少の頃に失明し黒い眼帯をしていることから「独眼竜」という呼び名でも知られており、東北では「徳川家康」を抜いて1位となった。
また、中国地方のほぼ全域を制覇し、大国を築き上げた武将「毛利元就」は、中国地方で9%と、他のエリアと比べて高い割合となった。
<調査概要>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2023年11月1日~2023年11月6日
有効回収数:5260サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある。
出典元:LINEリサーチ
構成/こじへい