首都圏(1都3県)、札幌市、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市における、マンション・アパートの平均家賃は、前年比でどのくらい変動したのだろうか?
不動産情報サービスのアットホームはこのほど、全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」募集家賃動向(2023年11月)を発表した。
本調査は、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された、居住用賃貸マンション・アパートの募集家賃動向について、アットホームラボに調査・分析を委託し、公表したものだ。
2023年11月 全国主要都市における賃貸マンション・アパートの平均家賃(面積帯別)
マンションの平均募集家賃は、東京23区・東京都下・埼玉県・千葉県・仙台市・名古屋市・大阪市・福岡市の8エリアが全面積帯で前年同月を上回った。
マンションは、ファミリー向きが11カ月連続して全10エリアで前年同月を上回った。中でも、東京23区・東京都下・神奈川県・千葉県・札幌市・仙台市・大阪市・福岡市の8エリアは2015年1月以降最高値を更新している。
一方のアパートは、ファミリー向きが札幌市・大阪市を除く8エリアで前年同月を上回った。中でも、神奈川県・埼玉県・千葉県・仙台市・名古屋市・福岡市の6エリアは2015年1月以降最高値を更新した。
【調査概要】
不動産情報サービスのアットホーム株式会社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された、居住用賃貸マンション・アパートの募集家賃動向について、アットホームラボ株式会社に調査・分析を委託し、アットホームが公表するもの。
◆対象全10エリア
首都圏(東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、北海道札幌市、宮城県仙台市、愛知県名古屋市、大阪府大阪市、福岡県福岡市
◆対象データ
不動産情報サイトアットホームで登録・公開された居住用賃貸マンション・アパート(重複物件はユニーク化)
◆定義
・本調査では、入居者が1カ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」としている。
・コメントでは、30m²以下を「シングル向き」、30m²~50m²以下を「カップル向き」、50m²~70m²以下を「ファミリー向き」、70m²超を「大型ファミリー向き」としている。
・本調査における平均家賃指数は2015年1月=100としている。
・上昇率は小数点第2位を四捨五入したものだ。上昇率トップ3の表は、四捨五入前の数値に基づいている。
出典元:アットホーム調べ
構成/こじへい