美容・健康製品を開発・提供するビタブリッドジャパンは、25歳~59歳までの小・中学生の子どもがいる男女600名に「スポーツ×子供のカルシウム摂取に関する調査」を実施。結果をグラフやイラストにまとめて発表した。
スポーツを頑張る子供にとっては、丈夫な身体づくりも大切。そこで本調査では、スポーツを頑張る子供を持つ親にむけてアンケートを実施した。
子供に不足していると思う栄養素、第1位は「カルシウム」
まず、子供の食事について意識していることを調査した結果、「栄養バランスのとれた食事を食べさせること」と答えた人が最多の54.7%、次いで「好き嫌いなく食事を食べさせること」と答えた人が45.0%となり、スポーツを頑張る子供に対して、栄養バランスのよい食事を十分にとってほしいと考える親が多いことが明らかになった。
スポーツを頑張る子供を持つ親は、日々の食事で不足しがちなカルシウムを摂取できる食事を作り、子どもをサポートしたいと思っているのではないかと推測される。
■「スポーツを頑張る子供の骨づくりが重要」と答えた親が約8割
スポーツをしている子供の身体づくりとして、骨づくりが重要だと認識しているかという問いに対し、「よく知っている」「聞いたことがある」と答えた人は合わせて約85%に達した。
子供のスポーツと骨づくりの関係性を知り、子供の骨を育てたいと思う親が多いことが考えられる。
前述した調査結果の通り、子供の骨づくりの重要性に気づいている親が多いことが明らかになった一方で、骨づくりに欠かせない栄養素であるカルシウムの摂取方法について悩む人も多いようだ。
厚生労働省から出ている「栄養素等表示基準値(2015年版/最新)」によると、子供のカルシウム摂取量として1日680mgが推奨されているが、今回の調査結果では子供が680mgのカルシウムを「摂れていない」と答えた人が79.0%となっている。
またこの量を子供に摂らせることを「とても難しいと思う」「ややそう思う」を合わせると、カルシウム摂取の難しさを感じる親が全体の約85%に上る結果となった。
子供の骨づくりに欠かせないカルシウムの大切さに気付いてはいるものの、普段の食生活では十分な量を摂ることの難しさに悩む親が多いことが推察できる。