年が明けて1月2日、3日には、2日間にわたりお正月の風物詩・箱根駅伝が開催される。年始を彩る国民的イベントとあって、テレビの前で生中継を視聴する人は多いことだろう。その一方で、「どうせなら現地で観戦したい」「目の前を走る選手たちに声援を届けたい」と思う人も、少なくないのではないだろうか?
そこで不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」はこのほど、箱根駅伝の沿道に歩いて行ける駅を単身向けの賃貸物件の家賃相場が安い順にランキング化した「箱根駅伝に歩いて応援に行ける家賃の安い駅ランキング(神奈川編/東京編)」を発表した。
「箱根駅伝に歩いて応援に行ける家賃の安い駅」神奈川編:TOP3は東海道線。箱根登山鉄道も上位に!
箱根駅伝に歩いて応援に行ける駅で家賃相場の安い駅の神奈川編の1位は小田原市の「国府津」(43,000円)。応援スポットは『国府津駅入口』で駅の前だ。
2位は「大磯」(46,000円)、横浜駅から東海道本線で約40分に位置する。応援スポットは『大磯駅入口』でこちらも駅の前だ。3位は二宮町「二宮」、小田原市「風祭」(49,000円)。「二宮」は「国府津」と「大磯」の間に位置する駅で自然環境が豊かな街だ。「風祭」は箱根登山鉄道の小田原駅から2駅目の駅。応援スポットは駅から徒歩2分のかまぼこの名店の前付近だ。
ランキングには観光地としても人気がある「箱根湯本」(55,000円)や「小田原」(62,000円)も入っている。
「箱根駅伝に歩いて応援に行ける家賃の安い駅」東京編:TOP10は京急本線が独占!
箱根駅伝に歩いて応援に行ける駅で家賃相場の安い駅の東京編はTOP10すべて京急本線となった。
1位は大田区にある「六郷土手」(82,750円)。駅から行ける応援スポットは多摩川に架かる『六郷橋』だ。ホームセンターや商業施設があり、近場でなんでも済ませたい人に向いている街と言えそうだ。
2位の大田区「平和島」「大森町」「雑色」(86,000円)は、駅伝コースである国道15号と並走する京急本線の駅。3駅とも同じ沿線で大田区だが、駅や街ごとの雰囲気の違いを駅伝応援の後に実際に歩いてみるもの良いかもしれない。
<調査概要>
・駅と「箱根駅伝」沿道に最も近い地点から徒歩15分以内となる駅を独自調査で洗い出した
・対象物件:LIFULL HOME’Sに掲載された築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15m²以上40m²未満の賃貸物件(定期借家を除く)
・抽出期間:2022年12月~2023年11月
・家賃相場:管理費を含む⽉額賃料から中央値を算出
出典元:LIFULL HOME’S
構成/こじへい