大掃除をしていると、次から次へと出てくる「タンスの肥やし」。捨てるよりは売って生活の足しにしようと思うが、そもそも出品して入札があるほど需要があるのかわからずまた1年タンスの肥やしに……といった経験がある人も多いハズ。
メルカリは、年末年始の大掃除に役立つ消費傾向に関する情報をまとめたニュースレターを公開したので、詳細をお伝えしよう。
国民一人あたり平均65.2万円分のファッションアイテムを保有!一方、27.7%は不要品
2023年11月に実施したかくれ資産調査(※1)を元に、現在家庭で保管しているファッションアイテムの数量を調査。
その数量と「メルカリ」の平均取引価格を掛けあわせ、保有しているファッションアイテムの金額を算出、さらにその総額を日本の人口で割り戻し、国民1人あたりの平均“ファッション資産”(※2)を算出したところ、1人あたり約65.2万円となった。
また、日本全国の家庭に眠るファッションアイテム不要品(かくれファッション資産)の数量を調査したところ、国民1人あたりの平均“かくれファッション資産”は、約21.3万円という結果に。
※1:メルカリ「2023年版 日本の家庭に眠る“かくれ資産”調査」
※2:ファッション資産は、『現在家庭で保管しているファッションアイテムの数量と「メルカリ」の平均取引価格を掛けあわせた金額の数値』。かくれファッション資産は、『1年以上使用しておらず、理由もなく家庭内に保管しているファッションアイテム不要品の数量と「メルカリ」の平均取引価格を掛け合わせた金額の数値』。
年末年始の大掃除時期に売れやすい?!冬物アイテム別取引数上昇ブランドTOP5
年末年始の大掃除時期に売れやすい冬物アイテムは何なのか「メルカリ」内の取引数を調べたところ(※3)、冬物アイテムの中でも、「ジャケット・アウター」「靴・ブーツ」「小物」の取引数が増加していることが判明。
2022年5月-8月と2022年10月-2023年1月を比べて最も取引増加率が高かったのは、「小物」『アクネストゥディオズ』の23.8倍で、「ジャケット・アウター」「靴・ブーツ」のアイテムも上位3位までのブランドは約10倍以上に取引数が増加しており、年末年始にかけて売れやすいブランドの傾向が伺える。
※3:比較対象期間 2022年5月-8月、2022年10月-2023年1月
■「ジャケット・アウター」取引数上昇ブランドTOP5(レディーズ)
■「ジャケット・アウター」取引数上昇ブランドTOP5(メンズ)
■「靴・ブーツ」取引数上昇ブランドTOP5
■「小物」取引数上昇ブランドTOP5