魅力的なパンのイメージ1位は「もちもち・もちっと・もっちり」
パンを買う際に魅力的だと思うイメージは、「もちもち・もちっと・もっちり」が最も高く5割強、次いで「しっとり」「サクサク・サクッと」「新食感」となった。
1位の「もちもち・もちっと・もっちり」は前回調査(2020年)に続き、今回も1位を獲得。また前回調査から伸長した、比較的上位のイメージワードは、「ふわとろ」「なめらか」で、いずれも5ポイント以上増加した。
2023年調査より追加した「生食感」は26.3%で8位にランクインしている。
■パンと一緒によく飲むものは「コーヒー・コーヒー飲料」「牛乳」「日本茶」
パンを食べる時によく一緒に飲む飲みものは、「コーヒー・コーヒー飲料」が顕著に高く7割を超える。次いで、「牛乳」が4割強、「日本茶」「紅茶・紅茶飲料」3割強と続く。
性年代別でみると1位の「コーヒー・コーヒー飲料」は男女とも40代以上の年代で高く飲まれており、いずれも8割前後。「牛乳」は、60〜70代において高く4~5割台で、女性20代が最も低く2割台となった。
「日本茶」は30代以下の若年層が高く、3~4割台。「牛乳」は、前回調査と比べて5ポイント近く減少している。
■食パンは「常温保存」が4割弱、「冷凍保存」は3割弱
食パンの保存方法で、「よく常温保存している」はいずれの年代でも概ね3~4割台という結果で、男女10代と女性30代が相対的に高い。
「よく冷凍保存している」をみると、男女ともに10〜20代は低く、対して男性は60〜70代が高く、女性も60代が4割半と全年代で最も高い。また、女性は30代と70代も4割弱と比較的高い。
「よく冷蔵保存している」は概ね1割前後だが、女性70代は2割半と他の年代と比べてやや高い傾向にある。
調査概要
調査名/パンに関する実態調査2023
調査期間/ 2023年7月1日(土)~2023年7月14日(金)
調査対象/日本能率協会総合研究所が保有する「モニターリサーチ・システム」 (全国に居住する15~79歳までの男女)
調査方法/オフライン調査
回答者数/ 1500名 性別・年代の母集団人口構成比に準拠したサンプル回収
関連情報
https://www.jmar.biz/report2/bread2023/
構成/清水眞希