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カジュアルに英国を気取る!ロイヤルエンフィールドのロードスターバイク「ハンター350」の魅力

2023.12.24

創業120年を超えるイギリスの老舗オートバイメーカー、ロイヤルエンフィールド。クラシカルの雰囲気を全身で表現するかのようなスタイルは、日本国内で遭遇する機会が増えて来たこともあり、注目度が上がっているブランド。その佇まいといえば、どこかファッショナブルで、埃っぽさやオイル臭さとも無関係のような素振りを見せながら、街の風景にしっくりと馴染んでいる。イギリス発祥にして、現在はインドに本拠を置く「ロイヤルエンフィールド」とは、いったいどんなバイクなのだろうか? 

インポーターによれば「日本における旅は始まったばかりであり、成長著しいタイやインドネシアと同様の成功をここ日本でも実現したい」と言う

中型ライセンスで乗れる輸入バイクの新しい魅力

「努力してもイギリス人になることは難しいが、ジェントルマンには努力すれば、辛うじてなれるだろう」。どこで目にしたセンテンスかは思い出せないのだが、「なるほどね」と妙に納得したことだけは記憶している。

確かに不屈の精神を持ち、いかなる時にも慌てず騒がず行動し、時には自分たち以外の価値観は認めないという、頑固な側面を見せながら、世界に対峙するというジョン・ブル魂を持つことなど、イギリス人以外にはまず不可能であろう。一方でジェントルマンになることは可能であろう。あくまでも私見だが、ここでいうジェントルマンとは、本来の歴史的背景からみた意味(これがなかなかに理解が難しいのだが……)ではなく、「スマートな立ち居振る舞いや着こなし、女性に対する優しさを持っている人」といった、ごくごく最近の認識で述べているはずである。それであれば、世界中の誰もが努力を重ね、品性を磨くことによって、それなりのジェントルマンには、なれそうである。それでもストイックさは求められるし、苦労を覚悟しなければいけないだろう。

では、私も含めて英国車の雰囲気や佇まいが好きな人たちは、ジェントルマンになりたくてクルマを選んでいるのだろうか? 輸入車を買うということは、その国の文化を纏うことになると思うが、少しばかり乱暴な言い方をすれば、別にジェントルマンを目指しているわけでもなければ、ましてやジョン・ブル魂のことなどを考えている人は多くはないはず。英国流の上ずみだけを頂戴して、気取るだけであれば特別にストイックにならずとも済む。しかし、ここで重要なのは例え「英国風味」だけを求めるにしても、対象となるのは「英国車」は本物でなければいけない。生まれも育ちも生粋の英国であり、プライドをしっかりと感じさせてくれなければいけない。その意味からいえば4輪のジャガー&ランドローバー、そしてオートバイでいえばトライアンフやノートン、そして今回のロイヤルエンフィールドは、経営母体の変遷では紆余曲折を経ているものの、本物であり、英国を語るにはふさわしい存在だ。

現在はインドの自動車メーカー、アイシャー・グループに属しているロイヤルエンフィールドは、1901年にバイクの製造を開始し、現存するバイクブランドとして世界最古とも言われる存在。1955年に生産の拠点はインドへ移され、1971年にイギリスの本社が倒産以後も、その生産は続けられてきた。現在はインドの大手商用車製造会社であるアイシャー・グループの一員として成長しているが日本ではこれまでなじみの薄いブランドであった。

しかし近年は、2017年に英国レスターシャー州レスターにテクニカルセンターが、2019年にはインド南西部の工業都市チェンナイにインドでのテクニカルセンターがオープンするなど、新型車の開発スピードは早まり、品質と性能を高めながら現在に至っている。当然だが、その長い歴史の中には多くの名車を世に送り出し、確固たるブランド力を得てきた。

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