【入居までのステップ3:情報収集】
大量の情報を収集し効率よく比較検討できる方法
情報収集にたっぷりと時間をかけいい物件とめぐりあう
■集めた情報をもとに複数の住まいを比較、検討
早めに住み替えを考える利点が、情報収集にも時間をかけられること。もっとも簡単に情報を手に入れられるのはインターネットで、〝シニア住宅〞などでキーワード検索を行なえば、目当ての多くの住まいが見つかり、それぞれのWEB サイトをチェックすれば詳細もわかる。
だが、情報が多すぎると目を通すだけでも時間がかかる。本書がおすすめするシニアレジデンスをまずは眺めてどのような点が気に入ったのか、譲れない条件や理想の暮らしについて、改めて考えるきっかけとしたい。各物件のデータには問い合わせ先を記載しているので、比較検討し、内覧しながら、元気なうちに理想の住まいをじっくりと見つけていきたい。
新聞の広告や折り込みチラシも情報を集める有効な手段。折り込みチラシは居住する地域周辺の情報が見つけやすく、住み慣れたエリアでの新生活を考えている人にはより適した情報を得られる。
息子・娘が暮らす地域への近居を希望するのであれば、子どもたちとともに情報収集を進めるのもいい物件にめぐりあう近道となるだろう。
■無駄の少ないシニアレジデンスの探し方
物件の見学会
見学は基本的に予約制。居室の広さや共用スペースの雰囲気などを実際に目にすることで、暮らしをイメージしやすい。
新聞の折り込みチラシ
近隣の情報に強いので、生活圏を変えない場合に有効。ポストに直接投函されるエリア限定ダイレクトメールにも要注目。
インターネットで検索
幅広く情報検索をするのに便利だが、取捨選択をしにくい側面も。条件を徐々に明確にしていきながら、物件を絞り込む必要がある。
取材・文/安藤政弘 イラスト/ yamyam
※この記事は『ハイクラス・シニアレジデンス案内 首都圏・関西版』より転載しました。
『ハイクラス・シニアレジデンス案内 首都圏・関西版』
小学館(サライ特別編集)
定価2200円。
シニア向け住居市場が活況だ。特に元気なうちに入居する自立型は、健康・食・趣味を彩るサービスや共用部に目を見張る。不動の人気物件から最先端まで、別荘や住み替えの選択肢として注目のシニアレジデンスを案内。
https://www.amazon.co.jp/dp/4091042651
https://books.rakuten.co.jp/rb/17604797/