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「羽鳥慎一モーニングショー」で大反響!高級シニアレジデンスのすべてがわかるガイド本が話題

2023.12.22

シニアレジデンスはリスクを回避するだけでなく、楽しみを享受する場へと進化しているが、取材を通して、入居する側の意識も既成概念にとらわれていないことに驚かされた。 新発想の活用術の一部を紹介したい。

やりたいことを追求するための多拠点生活

リタイア後は趣味や研究に没頭したい人に最適なスタイル。自宅はそのまま維持し、シニア向け賃貸マンションを活動拠点として使う方法だ。暮らす期間や借りる時期、暮らす場所を限定せず選択できる。気になる街にお試しで暮らす、定点撮影の拠点にする、マリンアクティビティを満喫する、美術館や図書館に通い詰めるといった、〝その場所でなければできないこと〞が気軽に実行できる。

いざというときのためのセカンドハウス

自宅はそのまま維持し、レジデンスの機能を選択し、利用するスタイル。利点は必要な機能を必要なときに活用できること。ゆっくりと家財整理や引っ越しの準備が行なえ、元気なうちにレジデンスのスタッフや入居者とのコミュニケーションを構築でき、体調不良時やワクチン接種時の不安解消や、趣味等での共用施設の活用、関心のあるアクティビティやイベントへの参加などが挙げられる。

夫婦2室で自由に行き来する

〝住み心地〟や〝快適さ〟に直結するのが居室の広さ。30m²超が当たり前となってきたが、夫婦で暮らすとなると狭い。そんなときに活用したいのが夫婦で隣接した2室を借りるというアイデア。一方を寝室、一方をリビングとして使うケースもあれば、日中はどちらかの部屋で過ごし、寝るときは互いの居室に戻るというケースもある。適度な距離感が保てるうえ、互いの時間も尊重できる。

自分好みの部屋にリフォーム

レジデンスでの安心・安全という快適性を確保しながら、居室をリフォームできる物件もある。〝気持ち〞に妥協しない姿勢は、「どう生きたいのか」の表れだ。ただ室内にはシニアの暮らしの安全を担保するため、センサーや緊急呼び出しボタンなどの繊細な機械も装備される。実施する際にはそれらに干渉しないよう注意し、躯体を傷つけないこと、また退去時に「原状回復」をするのが鉄則だ。

取材・文/小泉庸子 イラスト/yamyam

※この記事は『ハイクラス・シニアレジデンス案内 首都圏・関西版』より転載しました。

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小学館(サライ特別編集)
定価2200円。
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https://www.amazon.co.jp/dp/4091042651
https://books.rakuten.co.jp/rb/17604797/

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