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快適で上質な医食住が手に入るシニアレジデンスの選び方

2024.01.02

ライフスタイルのトレンドが時代によって変化するように、シニアの暮らし方も、“マイホームに住み続ける”から“住み替える”スタイルへ変わろうとしている。

快適で上質な医・食・住

近年注目を集める自立入居可のシニアレジデンスは、バリアフリーを施した居室などシニアを対象にしながらも、日々の暮らしは一般的なマンションと同様だ。選べる食事やアクティビティなど、ホテルさながらのサービスを提供するところも少なくない。生活の自由度が高いので住み替えのハードルが低く、早期に入居し、レジデンスから出勤する居住者もいる。

「都心や駅近といった利便性の高い立地の物件が増えてきました。出かけやすく、買い物が便利で、子どもたちが遊びに来やすいといった点が魅力的です。一方で、風光明媚で自然豊かな立地も人気がありますね」と、一般社団法人高齢者住宅協会・事務局次長の正田克成さんはいう。

レジデンス選びのポイントになる個性的な共用スペースも大きな魅力。

「スポーツと健康増進に力を入れ、フィットネスジムやプール、温泉を併設するケースや、絵画や陶芸などの趣味が楽しめるサークルを充実させたレジデンスもあります。自分がやりたいことを実現できることや、趣味を通じてコミュニケーションが取れることも毎日の生活に活力を与えてくれます」(正田さん)

自宅暮らしのときよりも安心度は大幅にアップ

入居者の健康を守る医療や介護については、レジデンス内や提携先の医療・介護機関と手を組み、毎日の食事や生活をサポート。加えて近年意識の高まる防災や防犯のセキュリティにも万全な体制を整えている。

戸建て暮らしが長いと、集合住宅に窮屈な印象を持つ向きがあるが、シニア世帯が常に抱えている不安を解消し、安心して暮らせるのは大きな魅力だろう。

【医】

シニアレジデンスと一般的なマンションの大きな違いが医療体制。定期的な健康のチェックはもちろん、体に異変を感じたときも、医療チームのスタッフが駆けつけ、然るべき対応をしてくれる。病後のケアも手厚く、医師の適切な診断を受けられ、加えて理学療法士などによる訪問リハビリを行なう施設もある。それぞれの居住者の健康状態をスタッフが共有していることから、持病をもっていても安心してまかせられる。

■健康寿命の推進

スタッフが365日24時間体制で見守りを続けている安心感は計り知れない。シニアレジデンスによっては、ホームドクターの訪問診察や、病気予防のアドバイスを通じて健康寿命の延伸を手助けする。

■整う介護体制

シニアレジデンスを選ぶ際に気になるのが、自立ができなくなった場合、引き続き介護を行なってくれるのかどうか。事業者によって対応や料金は異なるが、継続して居住し、寝たきりや認知症の介護を行なうところが増えてきている。

■もしものときの医療連携

居室に設置された緊急用ボタンを押すとスタッフが駆けつけ状態を確認。医療チームと連携して対応にあたり、急な治療が必要と判断された場合は提携する医療機関や救急病院に搬送されるなど、医療連携が重視されている。

【食】

建物内にレストランを併設するケースが多く、リクエストに応じて、健康に配慮した栄養バランスの取れた食事や、贅を尽くしたスペシャルメニューのオーダーも可能。一流シェフが腕を振るうゴージャスなレストランや、子ども、孫などを招いたホームパーティに対応するレストランもある。居室にミニキッチンが付くところも多く、共用スペースで食事をとらず、手料理を楽しむこともできる。

■栄養バランスの取れた献立

入居者の健康に配慮した、管理栄養士監修のメニューを導入する施設も増加。1日3食、栄養バランスの取れた食事がテーブルにならぶ。食事制限中の入居者には塩分やカロリーを抑え、吟味した食材を使ったメニューを提供するところも。

■趣向を凝らしたメニュー

毎日飽きることなく食事が楽しめるよう、基本的な献立以外に多彩なメニューを用意しているところは多い。旬の食材を取り入れた期間限定のスペシャルメニューを提供するなど、施設ごとにさまざまな工夫が取り入れられている。

■自炊も可能

料理が好きな人にとって、レストランで提供されるメニューだけでは物足りなくなるもの。シニアレジデンスでは多くの居室にキッチンが付いているため、住み替え前と同様に、自炊が中心でも暮らせる。

【住】

個人の時間を大切にするシニアにとって、集団生活でもっとも苦手とするのは、時間割に合わせたライフスタイル。気ままに暮らせる住まいなら、生活面は入居者次第で、健康や趣味のプログラムへの参加も自由だ。また、外に移動することなく趣味を楽しめる共用スペースがあるのも一般的なマンションとの相違点。一部、サークル活動を積極的に行なうところもあるので、住み替え前に行なっていた趣味や習い事をそのまま続けられることも。

■自由な暮らし方

シニアレジデンスの多くが起床や就寝時間、門限などを設けていない。以前と同じように気ままに動け、家族や友人の訪問も自由だ。外出中の見守りとして、出入りのチェックや外出先の確認を行なう施設もある。

■多彩な共用施設

レジデンスの特徴がもっとも表れるのが共用スペース。プールやフィットネスジムを完備するところもあれば、サークル活動に力を入れている施設もある。趣味を通じた新しい仲間ができるのも、レジデンスでの生活ならでは。

■多様な立地と環境

健康寿命を延ばすには立地や環境も大切。雄大な自然を望む郊外から都心部まで、理想のライフスタイルに合う環境を選びやすくなった。最近は外出しやすく、家族や友人も訪れやすいアクセスが良好の物件が増えている。

取材・文/安藤政弘 イラスト/yamyam

※この記事は『ハイクラス・シニアレジデンス案内 首都圏・関西版』より転載しました。

『ハイクラス・シニアレジデンス案内 首都圏・関西版』
小学館(サライ特別編集)
定価2200円。
シニア向け住居市場が活況だ。特に元気なうちに入居する自立型は、健康・食・趣味を彩るサービスや共用部に目を見張る。不動の人気物件から最先端まで、別荘や住み替えの選択肢として注目のシニアレジデンスを案内。
https://www.amazon.co.jp/dp/4091042651
https://books.rakuten.co.jp/rb/17604797/

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