Anyca Official シェアカー部門、1位はボルボ「C40リチャージ」
エニカが提供するレンタカー型カーシェアサービスであるAnyca Official シェアカー部門では、ボルボ「C40リチャージ」がトップ、続いて2位はヒョンデ「ネッソ」、3位はトヨタ「アルファード」となった。
24時間いつでも、1時間単位でさまざまな車種を利用できるAnyca Official シェアカーでは、現在クリーンエネルギー車に注力、EVなどを中心に取り揃えている。ラインナップからも、幅広い車種が気軽に体験されていることがうかがえる。
一方、トヨタ「アルファード」は例年エニカでカーシェア利用回数が最も多い車種の一つで、不動の人気が順位にも表れていた。
4割以上の利用目的がドライブ、Z世代部門1位はホンダ「シビック」
個人間カーシェアを対象に18歳から24歳のドライバーが多く利用したクルマをまとめたZ世代部門*2 では、ホンダ「シビック」、続いて2位はBMW「Z4」、3位はメルセデス・ベンツ「CLAクラス」となった。
スタイリッシュなスポーツカーやオープンカーが目立ち、走りを楽しめるクルマが並んでいる。“マニュアル車に乗ってみたいというクルマへの憧れから利用した”という声も多く集まっていた。
特筆すべきは、個人間部門と比べても、手頃な料金設定の車種がトップ10に入っていないこと。単なる実用性や効率性で選ぶのではなく、コストパーフォーマンスよりもタイムパフォーマンスを重視すると言われるZ世代の特徴がラインナップに表れている。
せっかく移動をするなら充実した時間にしたいと考え、乗りたいクルマ選びをする人がZ世代には多いのではないだろうか。実際に、Z世代のカーシェア利用目的はトップが「ドライブ」。*3
近年“若者のクルマ離れ”が加速していると言われているが、エニカでは利用ドライバーのうち13%が18歳から24歳、25%が25歳から29歳、30歳から34歳が19%と、Z世代を含む若年層が過半数を占め、クルマを楽しんでいることがわかる。
調査概要
*1 エニカ カーシェア・オブ・ザ・イヤー2023
対象期間:2023年1月1日〜2023年11月15日
算出基準:各部門ごとに2023年12月7日時点の公開中のクルマから1台あたりの平均利用回数を算出
対象車種:個人間部門、および個人間カーシェアを対象にしたZ世代部門は公開台数が5台以上の車種
ディーラーカーシェアおよびAnyca Official シェアカーは公開台数が3台以上の車種
*2 Z世代:2023年12月7日時点で18〜24歳のユーザー
*3 Z世代利用目的:「エニカ」でカーシェア利用の問い合わせ時に入力されたデータより算出
関連情報
https://anyca.net/
構成/Ara