東急不動産とHashPort、KDDIはスマートリゾートを推進する北海道倶知安町所在のスキー場、ニセコ東急グラン・ヒラフにて、地域で人気のバーやコンドミニアムなどをRWA(現実資産※1) 化したNFT「Niseko Powder Token2.0」の販売を開始した。
※1 RWA:リアルワールドアセット。有形または物理的な性質を持つ実物資産や、実社会に紐づいて担保されている債権、証券等の有価証券の総称。例えば、ホテルの宿泊権やスキー場のアーリーエントリー権。
今回の販売は、昨年度実証実験として販売したスキー場のアーリーエントリー権が付与されたNFT「ニセコパウダートークン」販売に続く第2弾となる。
昨年度は、スキー場でのアーリーエントリーのみだったが、本年度販売する「Niseko Powder Token2.0」は、地域との連携を強化し地元店舗の予約権利をNFT化したことに加え、スキー場におけるスキー・スノボ、レストラン、バー、宿泊といったニセコに訪れる人の一連の利用体験をNFT化することで、新たな体験を創出した取組みとなっている。
今回販売するNFTとその特徴
今回販売するNFTの種類は以下のとおり。
各アセットの特徴に関しては各アセットの公式ホームページを参照。
(1)ニセコ東急グラン・ヒラフ スキー場のアーリーエントリー権
ニセコ東急グラン・ヒラフ スキー場の雪は「JAPOW(Japan+Powder+Snow)」として世界から認められている。従来、多くの来場者が早朝から並ばないと体験できなかったアーリーエントリーを、昨年度に続き本年度もNFTとして販売する。保有者は優先的に滑ることが可能になる。
ニセコ東急グラン・ヒラフ スキー場公式サイト:https://www.grand-hirafu.jp/winter/
(2)ニセコ東急グラン・ヒラフ レストラン「キングベル」の区画利用権
「キングベル」はスキー場内のメニュー豊富な人気レストラン。特にピークタイムは混雑している席の利用権利を本年度はNFTとして販売する。保有者は席の待ち時間を短縮して食事を楽しめる。
(3)地元人気No.1カクテルバー「TOSHIRO‘S BAR」予約権
「TOSHIRO‘S BAR」はニセコのベストアプレスキー部門で3年連続1位に輝く人気のバー。通常は座席予約を受け付けていないが、本年度は1日1名限定で座席予約権をNFTとして販売する。保有者は希望期日の予約を確保できる。
TOSHIRO‘S BAR公式サイト:https://toshiros-bar.com/
(4)コンドミニアムホテル「綾ニセコ」宿泊予約権
コンドミニアムホテル「綾ニセコ」は世界各国から利用客が訪れるコンドミニアムだ。特にハイシーズンは予約が難しいコンドミニアムの宿泊予約権利を、本年度は国内で初めてNFTとして販売する。保有者はハイシーズンの宿泊券の予約を確保できる。
綾ニセコ公式サイト:https://www.ayaniseko.com/ja/
■商品概要
・NFT名称/Niseko Powder Token2.0(ニセコパウダートークン2.0)
・販売するNFT
(1)ニセコ東急グラン・ヒラフ スキー場のアーリーエントリー権
(2)ニセコ東急グラン・ヒラフ レストラン「キングベル」の優先座席利用権
(3)地元カクテルバー「TOSHIRO‘S BAR」座席予約権
(4)コンドミニアムホテル「綾ニセコ」宿泊予約権+ニセコ東急グラン・ヒラフ スキー場のアーリーエントリー権+地元人気No.1カクテルバー「TOSHIRO‘S BAR」予約権
■購入方法
販売場所/PLT Place(https://pltplace.io/) αU market(https://market.alpha-u.io/)
販売期間/2023年12月15日(金)~2024年2月25日(日)
※アーリーエントリー権は、2023年12月18日(月)より発売開始
利用期間/2023年12月23日(土)~2024年2月25日(日)
購入方法/クレジットカード(αU marketの場合、auかんたん決済も可)
関連情報
https://www.tokyu-land.co.jp/
構成/清水眞希