気づけばもう年の瀬。一年を締めくくる忘年会や新しい年を迎える新年会など、12月と1月はイベントが盛りだくさんの季節だ。
年末年始が近づき、この季節には、会社や友人との集まりで楽しいひとときを過ごす一方で、物を紛失してしまうこともあるかもしれない。
そこでMAMORIOは、紛失防止タグを提供する企業として忘年会・新年会シーズンの紛失に関する実態調査を「会社からの貸与物(PC・スマートフォン等)があり、忘年会・新年会にて飲酒を行う方」を対象に行ったので、結果をお伝えしよう。
1年の中で最も紛失しやすいのは「12月」
まず、「1年でどの月が一番”紛失しやすい”と思いますか?」という質問では、「81.2%」もの人が「12月」と回答。次いで「1月」が6.6%となり、その差は歴然であった。
年末には忘年会だけでなく、多くの人が帰省や外出をするため、外出頻度が必然的に増えるため、この外出の増加が物を落とし忘れる可能性を高める要因として考えられる。
さらに、「アルコールを摂取した状態だと紛失が発生しやすくなりますか?」という質問に対して、「94.4%」の人が「はい」と回答した。
この結果は、アルコールの摂取が判断力を低下させ、紛失のリスクを増加させることを示唆している。特に忘年会や新年会では飲酒量が多くなる人もいるため、注意が必要だ。
また、置き忘れを検知してスマートフォンに通知を送る機能のある紛失防止タグ「MAMORIO」を使用しているユーザーの”紛失通知数”を調査したところ、こちらも「12月」が他の月と比べて多くなる結果となった。
紛失通知は、MAMORIO(紛失防止タグ)が手元から離れた際にスマートフォンに通知を送る機能であり、紛失通知が多いということは紛失の発生が増加していると考えられる。
これに関して、単純に家に置いたままにして外出しているということも想定できるが、年末の仕事とプライベートが混在した外出が多い場合には物の入れ替えや出し入れが激しいことも考えられるので、そういった意味でも紛失するタイミングが増えてしまう要因となるかもしれない。