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時速110km/hの電動キックボードも登場、現実に対応しきれない道路交通法の行方

2023.12.22

電動キックボードで高速道路へ出ても大丈夫?

「ガソリンエンジンから電動モーターへの転換」は、同時に「法改正の転換点」にもなっていく。

電動モーターの進化により、それを搭載するモビリティーは一気に多様化した。あらゆる乗車姿勢の車両が公道へ躍り出るようになると、旧来の法律とそれに定められた区分ではどうしても対応し切れない場合がある。

上記のスペックの電動キックボードが、日本で義務付けられている保安部品を搭載した状態で高速道路を走っても問題ないのだろうか?

問題ないとしても、実際の安全性はどうだろうか?

そうした検証等がまだ行われていない、もしくは不十分というのが現状である。故に筆者は、日本でのメーカー公式販売が行われていない製品を「定格出力が20kW以下だから普通二輪免許で公道走行できる」と書くことに対してなかなか勇気が湧かない。

法規制ができた「安心感」

一方、明確な法規制ができたことでメーカーも安心して製品の公式販売を実施できるという現象も見受けられる。

ハーレーダビッドソン、BMW等の海外メーカーの動向もさることながら、やはり国産メーカーのそれも気になる。ホンダは公式サイトで「大型FUN EVを2024~25年に日本・米国・欧州で計3モデル投入予定」としているが、計画に変更はどうしても付きもの。この記事を書いている時点で、具体的にどうなるかは未知数だ。

が、それでも「電動大型バイクを頻繁に見かける近未来」は着実に近づいているようだ。

【参考】
道路交通法の一部を改正する法律の施行に伴う交通警察の運営について(通達)-警察庁
https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutuu/kouki/291030/7.pdf

LiveWire ONE
https://www.livewire.com/livewire-one-electric-motorcycle

バイクトップメーカーの責務、二輪車のカーボンニュートラル実現へ向けて-Honda
https://global.honda/jp/stories/040/

取材・文/澤田真一

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