お年玉をあげるのは「高校卒業まで」が最多で36.4%
「お年玉は、いつまであげるものだと思うか」の質問に対し回答は、最多が「高校卒業まで」36.4%、次いで「短大・大学・専門学校生まで」16.9%、「成人になるまで」12.6%だった。
■2023年にお年玉を貰った大人は約1割。約5割の大人が「2024年はお年玉を貰いたい」
「今年2023年のお正月では、お年玉を貰ったか」の質問に対し回答は、「貰った」が10.7%で、2023年にお年玉を貰った大人は約1割にとどまった。
その一方で、「お年玉を貰いたいと思うか」の質問に対し回答は、「とても思う」が29.8%、「やや思う」が19.9%と、約5割の大人がお年玉を貰いたいと思っていることがわかった。
お年玉を貰いたいと思うか」の質問に対し「とても思う」「やや思う」と回答した359名に貰いたいお年玉の金額を質問したところ、「1万円台」が43.2%と最多だった。
また、「お年玉を貰った場合に何に使うか」と質問したところ、最多が「貯金」43.7%、次いで「買い物」42.9%、「生活費の足し」34.3%だった。
調査結果まとめ
今年の年末年始は約7割の人が自宅でゆっくりする予定であることがわかった。また、「自宅でゆっくりする」に次いで3割弱の人が「親族で集まる」と回答したことから、人の交流が活発化することが予想される。
また、お年玉をあげる手段は直接会って手渡すことが多く、親族との集まりでは新年ならではのコミュニケーションとして、お年玉のやりとりを楽しまれる様子が想像できる。
お年玉の金額は、贈る相手にかかわらず1000円から4000円台が最も多い結果となった。また、自分の親や子どもには1万円以上をあげる割合が多く、血縁関係のある相手には高額を贈る傾向がみられた。
お年玉は“子どもにあげるもの・子どもが貰うもの”というイメージが一般的だが、お年玉を貰いたいと思う大人が半数近くいることが判明。
物価高や増税などの景気の悪化で生活費や買い物資金として、大人からもお年玉を求める声が高まっていると考えられる。
調査概要
調査名/2024年お年玉に関する実態調査
対象条件/2全国20代〜60代以上の男女
調査期間/22023年11月25日〜11月27日
調査方法/2インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数/2722名
関連情報
https://maruai.co.jp
構成/清水眞希