今年は花火大会へ参加しなかった人が53.5%。理由は「久しぶりで混雑が激しいと思ったから」がトップ
今年は花火大会に参加したか聞いたところ「参加しなかった(53.5%)」人が半数以上となった。その理由のトップは「久しぶりの開催で混雑が激しいと思った(42.6%)」だった。
また回答には「その他(11.9%)」の割合が高く、「交通渋滞がいや」「駐車場に不安がある」が多く見られ、渋滞や駐車場が参加の妨げになっていることがわかった。「子供が小さいため」も理由として多く、「交通もままならず花火大会は子供と行けるイベントではなくなった」といったコメントもあった。
コロナ禍前と比べ、花火大会参加への心境の変化があったのは28.8%
新型コロナ流行以前と比べて花火大会に対する心境の変化を聞いたところ「ない(70.1%)」が過半数を占めた。また、「ある(28.8%)」と回答した人の心境の変化を聞くと、「当たり前のようなことが当たり前ではないのだと、改めて痛感した。」などの心境の変化とともに「人混みが怖くなった」「興味が薄れた」など比較的ネガティブな意見も見られた。
有料観覧席の導入には53.3%が賛成。すでに約4人に1人が購入経験あり
有料観覧席の導入には半数以上の53.3%が「賛成」と回答した。その理由を聞いてみると「混雑の緩和」「場所取りに早く行かなくてもいい」を上げている人が多く、この2つが参加者には大きなストレスになっていることが推測される。また「花火大会を続けて欲しいから」も多く見られた。
「どちらでもない(33.3%)」を選択した人の回答を見ると「有料・無料の両方あるなら賛成」という主旨の回答が多く「ただし料金が高すぎるのは反対」「塀を作り見えなくするのは反対」という補足がついた。
「反対(13..4%)」の中には「お金を払ってまで花火を見たいと思わないから」「花火は無料のもの」という意見が多くあった。
有料観覧席の購入経験を聞いたところ、約4人に1人(24.9%)が既に有料観覧席の購入経験「あり」という結果が出た。