新生活の準備が始まる1月~3月は引っ越しのピーク期。進学や就職をきっかけに都内での生活を検討する人も多いはず。
都内には主要駅がたくさんありそれぞれのエリアによって特徴が異なるため、どのエリアが自分にとって住みやすい街なのか実際に住んでみないとわからないこともあるのではないだろうか。
そこでアットホームはこのほど、東京都内の住みやすい駅について東京在住者に聞き、その結果をランキング形式で紹介する「東京都内で住みやすい駅ランキング」を発表した。
都民が選ぶ!住みやすい駅ランキングTOP10
都民が選ぶ住みやすい駅ランキングは下記のような結果になった。1位と2位は2021年に実施したランキングから引き続き吉祥寺駅と中野駅がキープ。前回5位だった新宿駅が3位、前回7位だった池袋駅が4位にランクアップした結果となった。
TOP3にランクインした街をご紹介
■第1位:吉祥寺駅
都民が選ぶ住みやすい駅ランキング第1位は「吉祥寺駅」。JR中央線と京王井の頭線が利用できて都心へのアクセスも至便。また、井の頭恩賜公園など自然もあり、おしゃれなお店も多いバランスの取れた街だ。ドラマや映画などの舞台になることも多く、全国的にも名の知れた人気のエリアだ。
●ユーザーからの声
・人が多すぎないうえに飲食店や商業施設が充実しているから。(10代/女性)
・都心にほど近いが、物価や生活費などがちょうどいい価格帯である。(20代/男性)
・生活するのに便利なお店やオシャレなお店が多く、都心にも出やすいから。(30代/男性)
・ほどほどに郊外で、ほどほどに都会。吉祥寺で何でも完結するので。(40代/女性)
■第2位:中野駅
都民が選ぶ住みやすい駅ランキングの2位は、サブカルの街として有名な「中野駅」だった。23年7月に閉館した中野サンプラザ(28年に中野サンプラザシティとして完成予定)や、中野ブロードウェイなどの施設に象徴されるようなエンタメファンが集まる街として人気であるイメージの一方で、様々な専門学校が集まる学生街でもある。駅を中心とした南北で「100年に一度の再開発」といわれる大規模な再開発が進行しており、すべて完成すれば高層マンションや商業施設が建ち並ぶ都会的な風景が広がることになる。
●ユーザーからの声
・アクセスがいいし、栄えている。なのに素朴な感じもある。(20代/女性)
・都心へのアクセスもよく、程よく駅周辺に買い物ができる場所がある。人も多すぎず、騒音なども多
くない。(30代/女性)
・今住んでいるがとても住みやすいし治安もいい、都心へのアクセスもいいのでお勧めです。(30代/男
性)
■第3位:新宿駅
渋谷や池袋とならび、東京を代表する人気の繁華街「新宿駅」が第3位にランクインした。「不動産情報サイトアットホーム」でアクセス数が多い人気の駅をまとめた「全国アットホーム人気の駅ランキング2022年度版」では、TOP10に入らなかったものの、実は住みやすいと感じている人は多いという結果になり、都民とそれ以外の地域の方でイメージにギャップがある街であることがわかった。
駅周辺は繁華街、オフィス街が集まっているので、駅のそばにはマンションや住宅地はあまり多くはないものの学校が多い東新宿・新大久保エリア、都庁の西側に位置する青梅街道沿いに昔ながらの住宅地が広がる西新宿・中野坂上エリアなど、新宿近辺に住むことも夢ではない。
●ユーザーからの声
・デパートがあり、他の駅からのアクセスもしやすいため。(20代/女性)
・買い物や遊びに全く困らない、交通アクセスも最高だから。(30代/男性)
・都内の様々な場所へ乗り換えなしで電車で移動できる点と、飲食店をはじめとしたお店の充実で快適
な暮らしが約束されている。(40代/男性)
出典元:アットホーム株式会社
構成/こじへい