人生を共にするパートナーを決める上で、相手がお金をどれだけ稼いでいるかはもちろん大事な選定基準だ。同時に、相手がどんなお金の使い方をするのか、あるいは、お金に対してどのような価値観を持っているかも重要ではないだろうか?
松井証券はこのほど、全国の20~40代の婚活中の男女300名(以下、婚活者)と、婚活を経て結婚をした男女300名(以下、婚活経験者)・合計600名を対象に「婚活とお金事情に関する実態調査」をインターネット調査にて実施し、その結果を発表した。
結婚相手を選ぶ際に重視するポイントの上位にランクインする「年収」
『結婚相手探しの方法』は(婚活者 N=300)、「マッチングアプリ・サイト(74.0%)」、「友人・知人の紹介(37.0%)」、「婚活パーティー・イベント・街コン(29.7%)」が上位となった。
『結婚相手を探す際、最初に重視する条件』は、「顔(78.7%)」、「年齢(78.0%)」、「年収(59.0%)」に票が集まる一方で、「お金のことは聞きたくても交際前は聞きづらい」との回答が90.4%(男性88.7%、女性92.0%)、「投資額や貯蓄額は年収よりも聞きづらい・知るきっかけがない」は85.7%に上った。
また、『交際前のデートで実際によく話す内容』を尋ねたところ、「趣味(77.7%)」、「仕事(53.0%)」、「性格(38.0%)」と続き、「お金(11.7%)」は最下位であることからも、お相手のお金事情は気になるものの、聞き出すハードルは高いことが伺える結果となった。
知りたいお金事情は、お相手の年収よりもお金の価値観!?
続いて、『結婚相手を探す際、お相手のお金事情について気になるもの』を尋ねたところ、「年収(63.0%)」をおさえ、「お金の使い方の価値観(69.3%)」が最も多い結果に。男女別では、男性は「お金の使い方の価値観(66.0%)」、女性は「年収(78.7%)」と最多得票が分かれ、男女ポイント差が最も開いた項目は「年収(男性47.3%、女性78.7%)」であることがわかった。