相続手続をサポートする三菱UFJ銀行の無料Webサービス「そうぞくガイド」は、20〜70代の男女600名を対象に「家族のじかんと相続に関する実態調査」を実施。回答結果をグラフと図表にまとめて発表した。
年末年始のみ帰省する人は、直接家族と話せるタイムリミットが180時間
今年の年末親元に帰省する人は約4割。年末年始に家族で過ごす際、家族との会話の合計時間として最も多かったのは、「1時間以上3時間未満」という結果に。さらに家族で過ごすタイミングが年末年始のみの20代は、一生で家族と対面で話す時間は残り180時間(日数換算:7.5日)[2]と算出された。
■親とは何を話す?「お金周り」について話す人はわずか5.3%
年末年始の話題について、「親の今後について(住居、介護など)」を話す人は5人に1人、さらに、「相続などのお金回り」はわずか20人に1人という結果に。一方で、最も話しづらい話題は「家族の資産について(33.1%)」という結果になった。
■約8割が生前のうちに相続について話しておらず、実際に4人に1人が相続周りのトラブルを経験
実際に起きた相続の揉めごとのTOP3は「遺産分割について(14.1%)」、「独占を主張する(6.0%)」、「不動産をめぐるトラブル(5.4%)」など。