「お金に関する不安」、40代が最も高く9割が不安を抱えている
「あなたは、将来に向けてお金に関する不安を感じることはありますか」という質問に対して、「不安を感じる」78.8%という結果になった。
さらに、年代別に結果を比較すると、40代が最も高く89.0%が「不安を感じる」と回答しており、物価上昇など、経済に関する明るいニュースが少なかった2023年は多くの人にとって「お金の不安」を感じる1年であったと推察できる。
■資産形成「している」32.4%。未婚者に比べ、既婚者の方が資産形成している割合が高い
「あなたは将来を見据え資産形成(保険、NISA、不動産投資、投資信託等)をしていますか」という質問に対して、「している」32.4%、「したいと思っているが、できていない」25.0%、「しておらず、今後もする予定ない」42.6%という結果が得られた。
さらに、未既婚・子どもの有無別に比較すると、資産形成していると回答した割合が多い順から「既婚/子なし」48.0%、「既婚/子あり」42.3%、「未婚/子あり」37.8%、「未婚/子なし」21.0%という結果となっており、未婚者よりも既婚者の方がより投資をしている人が多い傾向であることが判明した。
■金融リテラシーの必要性を感じている人は57.0%、30~40代が最も高く63.0%
「資産形成について分からない・判断できないことが多く、金融リテラシーを身に着ける必要性を感じている」に「当てはまる」と回答した人は57.0%と半数以上の人は金融リテラシーの必要性を感じていることがわかった。
年代別に比較すると、30代、40代が最も多く63.0%が「当てはまる」と回答しており、資産形成層のメインとなる年代においても、金融リテラシーへの課題意識を持っている人は多い。
■資産形成に関して相談すべき相手がわからない人は62.6%、
「資産形成について、誰に聞いたらよいか分からない」に「当てはまる」と回答した人は62.6%だった。
年代別に比較すると「当てはまる」と回答した人は40代が最も多く73.0%、次いで30代67.0%、50代61.0%、20代59.0%、60代53.0%となっており、こちらも30代、40代において傾向が高いことがわかった。
※この他「特別版!金融スキマ世代・ロスジェネ世代・バブル世代比較ランキング」など詳細はこちらから。
https://okane-kenko.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/money-awareness-survey-2023.pdf
調査概要
調査名/オカネコ お金に関する調査 2023
調査方法/WEBアンケート
調査期間/2023年11月17日(金)~2023年11月20日(月)
回答者/全国の20~60代の男女500人(各年代男女50人ずつ)
構成/清水眞希
無理なく資産5000万円を貯める方法とは?DIME12月号は「新NISA」の大特集!
いよいよ、2024年1月から新しいNISAがスタートします。新しいNISAは、利用しないともったいないと言われる、資産運用をサポートする魅力的な制度。新NISAでは、年間の投資枠が大幅に増え、投資商品の非課税期間が無期限となります。
また、非課税保有期間や口座開設期間の制限が緩和され、より柔軟な運用が期待できます。とはいえ、投資初心者にとっては、不安も多いはず。そこでDIME編集部では、DIME12月号にて、新NISAが気になっている方、本気で資産運用を始めたい方のために、無理なく資産を運用できる方法を、第一線で活躍している投資のスペシャリストたちに解説していただきました。また、特集では資産80億円を稼いでいる注目の投資家・テスタさんも登場。初心者のための「投資の鉄則5か条」を指南しています。
DIME12月号 価格790円(税込)
新NISAを始めたい、新NISAのことをもっと知りたい、何をどうしたらいいのかよくわからないという人が多いのも事実。そんな方はぜひ、DIME12月号を参考にして始めてみてはいかがでしょうか。
◆動画を見る
特集 1 「新NISAで5000万円貯める!」
新NISA×iDeCoでトリプル長期運用術、プロが太鼓判を押す9つの投資信託、個別株、新興国株、外貨、債券先物、完全攻略!80億円投資家テスタさんに聞く「投資の鉄則5か条」、〝お金の増やし方〟はこう変わる!