ビクセンは、セレストロン社製の「NexGO DXスマートフォンアダプター」を12月15日に発売する。価格はオープン。ビクセンオンラインストアでの販売価格は11,000円。
付属のリモコンでスマートフォンのカメラシャッターを切ることができる!
「NexGO DXスマートフォンアダプター」は、天体望遠鏡や顕微鏡、フィールドスコープなどの接眼部にスマートフォンを取り付けて撮影するためのアダプター。
注目ポイントは、付属のBluetoothリモコンを手持ちのスマートフォンとペアリングすることで、スマートフォンのカメラアプリに対応するシャッターとして機能するところ。光学機器やスマートフォンに手を触れることなくシャッターを切れるので、無駄な手振れも発生しにくくベストなタイミングで撮影することができるのだ。
また、接眼部に取付けるアーム部分は、折りたたむことができるので、収納はもちろん、持運びにも便利。
さらに、撮影の際は、スマートフォンのカメラレンズと光学機器の接眼レンズの光軸を合わせる必要があるが、本製品には、XY微動装置を搭載しており、スマートフォンをアダプターに取付けたまま位置をXY方向に微調整できるため、光軸合わせがスムーズに行なうことが可能だ。
このほか、多彩な接眼部に対応するのも嬉しいポイント。直径25.4mmから44.5mmの接眼レンズに取り付けが可能なので、天体望遠鏡だけでなく、単眼鏡、顕微鏡、スポッティングスコープにも対応するのだ。
主な仕様は、本体サイズが146×120.6×76.2mm、重さが235g。対応スマートフォンサイズは横幅58~103mm。接続可能な接眼部は直径25.4~44.5mm、高さ13mm以上の円筒形。Bluetoothリモコン、小型スマホ用補助アダプター、CR2032電池(Bluetoothリモコン用モニター電池)を付属する。
関連情報
https://www.vixen.co.jp/product/36207_3/
構成/立原尚子