一人でも家族とでも楽しめる豊かなコンテンツ
発表会では、ゲストとして秋元才加さん、こがけんさん、音楽ユニット「m-flo」の☆Taku Takahashiさんが好きな作品について語った。秋元さんのいち推しは『タルサ・キング』。「スタローンのマフィア役がカッコよくて、ハードシーンも多いが、セクシーで面白くて、とても77歳には見えません」。そして、子どもが成長したら家族で一緒に見たい作品として、『スポンジ・ボブ』と『パウ・パトロール』などを挙げていた。
☆Taku Takahashiさんは自他ともに認めるスター・トレックファン。話し始めたら1時間でも足りないと言いつつ、「『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』は初めてスター・トレックを見る人でも楽しめます。ミュージカルのようなシーンもあります」と熱く語っていた。
こがけんさんは特に思い出に残る作品として、『トップガン』を挙げて、主役のトム・クルーズの物まねも披露していた。
3人が薦める作品は、ぜひチェックしたい。視聴者としてはコンテンツがさらに充実してくれるのは喜ばしい限りである。また、映画とドラマの両方を見ることで、作品を深く味わうことも可能なのもポイントが高い。今回、発表会参加者全員が絶賛したのが『タルサ・キング』だったが、主役シルベスター・スタローンのリアル家族ドラマ、『スタローン・ファミリー』を見れば、『タルサ・キング』のシーンがもっとリアルに迫ってくる。
また、NCISシリーズについて田中氏と芳賀氏が「共同制作してNCIS 東京ができれば良い」との希望を語っていた。Netflixが国ごとにオリジナル作品を作成し、視聴者を増やしていることから、オリジナルコンテンツは案外、夢ではなさそう。いつしかNCIS 東京やCSI東京シリーズが世界に配信される日がくるかもしれない?さまざまな可能性を秘めた、配信スタートとなっている。
文/柿川鮎子