カプセルトイブランド「ブライトリンク」とプロダクト開発チーム「専業ムフ」は、骨髄バンクをもっと多くの人に知ってもらうために企画したカプセルトイ「骨髄ドニャー」の製品化プロジェクトを、日本骨髄バンクの設立記念日である12月18日より応援購入サービス「Makuake」にて開始した。
カプセルトイ「骨髄ドニャー」とは?
「骨髄ドニャー」とは、骨髄採取に使われる医療用ドレープを腰にかけたネコのキャラクターフィギュアと、骨髄バンクのことがよくわかるミニパンフがセットになったカプセルトイ。
ネコの種類別に全5種をラインナップし、1回300円のカプセルトイとしてプロジェクト成立後、全国販売を予定している。付録のミニパンフでは、骨髄バンクや骨髄ドナーについて、わかりやすく、楽しく学ぶことが可能だ。
骨髄ドニャーを買う→骨髄バンクについて知る→骨髄ドナーの登録へ
骨髄ドニャーを購入することで、骨髄バンクへの理解を深め、より多くの人に骨髄ドナーへの登録をお願いすることを目標としている。
開発のきっかけ
血液の難病治療のため骨髄移植が必要なお子さん田中謙智(けんち)くんの父、田中浩章(ひろあき)さんから骨髄バンクの現状と課題を伺ったことがきっかけ。
骨髄バンクが抱える課題は、「コロナ禍でドナーの新規登録者が激減」「骨髄移植を希望して移植を受けられるのは、2人に1人」「若い世代のドナー登録が求められている」などがあげられる。
若い世代に人気であり、コロナ禍でも好調だったカプセルトイを骨髄バンクと社会との新たな接点にしたのが「骨髄ドニャー」だ。
売上の一部を「骨髄バンク」へ寄付
今回のプロジェクトはALL or Nothingで実施し、応援購入の資金は、量産のための金型製作費用、製品生産費用に充てられる。また、プロジェクトのサクセス後は、実際に販売する流通に商談を行ない、全国販売を予定。そこから必要最低限の人件費、必要経費を除き、公益財団法人日本骨髄バンクに寄付することを予定。寄付金は骨髄移植を必要とする患者さんのために使用するという。
実行者コメント
「カプセルトイブランド『ブライトリンク』とプロダクト開発するチーム『専業ムフ』の合同チームです。身近な人に骨髄ドナーを必要としている方がいるという共通点もあり、骨髄バンクが抱える問題を共にプロダクトの力で少しでもよくしたいという思いから今回タッグを組むこととなりました。主に制作をブライトリンクが手掛け、企画を専業ムフが手掛けていきます。応援のほど何卒よろしくお願いいたします」
ブライトリンク:https://brightlink.co.jp/
専業ムフ:https://twitter.com/sengyou_muhu
Makuakeプロジェクトページ:
https://www.makuake.com/project/kotsuzui-donyar/
2023年12月18日(月)午前10時より開始、2024年1月30日(火)午後18時まで実施。
構成/ob1