ナイキは、ナイキ アルファフライ 3の「プロトタイプ」カラーを、2024 年 1 月 4 日に NIKE.COM、NIKE アプリ、一部の NIKE 販売店にて発売する。その他のカラーも今後順次発売予定だ。価格は39,655円(税込)。
さまざまなペースで走る全てのアスリートが自分の限界を破るためのシューズ
2019年10月にマラソンレースの歴史は変わった。ナイキ アスリートのエリウド・キプチョゲが、不可能と思われていたマラソン2時間の壁を非公式ながら破り、世界に感動を与え、人間の可能性に限界はないことを証明したのだ。
画期的なイノベーションを搭載したフットウェアであるナイキ アルファフライ ネクストの試作品がエリウド・キプチョゲの歴史に残る走りを支え、同時にフットウェアに新たなカテゴリーを誕生させた。
それから約4年が経ち、全ランナーのための革新的なプロダクト開発の新しい一歩となる、ナイキ アルファフライ3が登場。ナイキ アルファフライ3は、マラソンランナーに期待以上のスピードを提供する。
ナイキ エア ズームを活用し、歴代のアルファフライの中でも最軽量かつ、エリートマラソンランナーによるテストを最も多く行なったこのプロダクトは、さまざまなペースで走る全てのアスリートが自分の限界を破るためのシューズだ。
ナイキ アルファフライ 3 の初期バージョンは、2023年春、世界最高のマラソン選手たちの足元でデビューした。シカゴでは、ケルビン・キプタムが2時間00分35秒のマラソン世界新記録を樹立。
シファン・ハッサンはロンドンでのデビュー戦で優勝し、シカゴでも女子マラソン史上2番目に速いタイムを記録。さらに、エリウドはベルリン・マラソンで最多となる5度目の優勝を果たした。
ナイキのフットウェアチームは、ランナーに愛されていたアルファフライの良さをそのままに、そのエンジン部分に磨きをかけ、エリートランナーと一般ランナーの両方のニーズに応えることに着手した。
その目標は、26.2マイル(42.195km)を走破するために必要な安定性、快適性、推進力を軽量な設計で最大化させることであった。
スムーズな足運びと体重移動を実現するため、長距離を走り続ける間、軽量なクッショニングを提供する厚めのズーム X フォーム ミッドソールを搭載。
アルファフライ 3では、このシリーズとしては初めてソールの踵と前足部を連結させており、ランナーのペースや接地パターンに関わらず踵からつま先へのスムーズな体重移動を実現。
また、新しい軽量のファスト ショット アウトソールが、最適なトラクションとグリップを提供する。
エネルギーリターンと推進力をもたせるために前足部に2つナイキ エア ズーム ユニットを搭載。路面からの衝撃を和らげてエネルギーを戻し、次の一歩を促す。
幅を広くしたフルレングスのカーボンファイバー製フライプレートは、推進力と安定感のある走りを実現する。
ナイキのレーシングシューズとしては過去最大数の女性テスターから得られた知見とフィードバックを生かし、すべてのマラソンランナーのためにアルファフライの快適性を向上させている。
アーチの快適さを高め、足全体の擦れを軽減するためにまったく新しい足型を採用する一方、低めになったアーチ部分をサポートするために新しい立体成形のソックライナーを採用した。
新しいアトムニット3.0を使用したアッパーは軽量で通気性に優れたデザインで、より足を快適に包み、通気性と中足部のサポート性を向上させている。
立体感をつけたフライニットのヒールポッドは、踵とアキレス腱下部を柔らかく支え、新しいデザインのレーシングシステムは、アトムニット アッパーのアイステイと一体化して足の甲に柔らかくフィットする。
ナイキ アルファフライ3は、アスリートとのテストを積み重ねたナイキ独自の開発プロセスを感じさせる「プロトタイプ」カラーで登場。
全体は白く、前足部には2つのエア ズーム ユニットを強調するアクセントカラーを使い、ミッドソールの外側側面には着用テストへの貢献に敬意を表して記された参加アスリートの番号(20820-4)や、アトムニットの開発に試行錯誤を繰り返したバージョン数“V62”も刻まれている。
構成/Ara