隣の家と近すぎて気になる問題の解決策は「カーテン・ブラインドを使う」
「隣の家と近すぎて気になること」について、どのような解決策をとっているか聞いたところ、1位「カーテン・ブラインドを使う(156人)」、2位「窓を開けない(151人)」など、窓で対策する人が多数。音にしろ視線にしろ、窓から入ってくることが多いからだろう。
また、4位「窓をすりガラスにする(31人)」、5位「防音グッズを使う(18人)」など、悩みごとの解消に向けて新たなアイテムを取り入れた人もいるとわかった。
■1位 カーテン・ブラインドを使う
・見えづらいカーテンにした(20代 女性)
・薄いレースのカーテンは、一日中閉めています(40代 男性)
・日中でも見えにくいレースのカーテンをつけています(60代以上 男性)
透けにくいレースカーテンやブランドを使って、視線を遮っている人が多くなっている。ただ、厚手のカーテンを締めっぱなしだと光が入らず、気が滅入ってしまう人もいるため、「光は取り込みつつ中は見せないレースカーテン」がおすすめだ。
「カーテンだと風でめくれるので、障子にした」というコメントもあった。
■2位 窓を開けない
・基本的には窓を閉めて、生活音が隣人に聞こえないようにしている(30代 男性)
・隣に面した窓のシャッターは常に閉めている(50代 女性)
窓を閉めておけば、音や臭いを防ぎやすくなります。隣家と接する窓は常に閉めておく人もいれば、「できるだけ閉める」「時間帯や状況に応じて閉める」という人もいた。就寝の際は、雨戸・シャッターを閉めることで外からの音をより小さくできる。
■3位 大きな音を出さない
・窓を開ける際はTVの音量を下げ、会話も最低限にしている(20代 男性)
・隣接している側では、大きな音や声を出さないように気をつけています(40代 女性)
・小声で話す。家族喧嘩しないように暮らす(50代 男性)
騒音トラブルを防止するため、大きな物音や声に注意している人も多いとわかる。夜はできるだけ掃除や洗濯をしないなど、時間帯に応じた配慮も必要だろう。テレビやスピーカーの配置を工夫し、隣家に音が響きにくいようにしている人もいた。
■4位 窓をすりガラスにする
・隣家に面する窓はすりガラスにした(30代 女性)
・窓をすりガラスにかえた(40代 男性)
・お風呂やトイレの窓には、磨りガラス柄のプラスチックを貼りました(40代 女性)
すりガラスなら、中は見えなくなる。ガラスを交換する予算がない場合は、すりガラス風の目隠しシートを窓に貼ることで気になる視線を防ぐことが可能だ。
■5位 防音グッズを使う
・窓にダンボールを貼った(20代 男性)
・防音パネルを使っている(40代 女性)
・窓に防音シートを貼っています(40代 男性)
「防音パネル」「防音シート」などを使って防音している人もいた。二重窓にするなどのリフォームは大がかりになるが、防音シートならネットやホームセンターで購入し、窓に貼るだけでOK。窓枠にはめ込む「防音ボード」、壁に貼る「防音パネル」などもある。
調査概要
調査対象:戸建て住宅で隣家との距離が近い方
調査期間:2023年10月29日~11月12日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:470人(女性278人/男性192人)
回答者の年代:20代 10.4%/30代 36.4%/40代 33.8%/50代 14.7%/60代以上 4.7%
関連情報
https://wakeari-hikaku.com/48178/
構成/Ara