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来年の春は例年より早く訪れ、春物商品の需要増のタイミングが早まる見込み

2023.12.13

春の小売需要傾向は?

ウェザーニューズ流通気象チームの気象データアナリストは、過去の3〜5月のGoogle検索数の傾向と気象データの関係を分析し、来春の気温傾向をもとに季節商品が注目される時期を予想した。東日本の来春の気温予測の類似年としては、2022年が近いと予想している。

2022年の春は3月から気温が高く、春のはじめから「アイスコーヒー」などのコールド商品や「日焼け止め」のような紫外線対策グッズなど、春夏向けの季節商品の検索数が大きく伸びた。

「アイスコーヒー」や「日焼け止め」のグラフを見ると、2022年3月上旬から検索数が段々と増加し、2022年4月上旬の暖かさで注目度が一気に上昇しているのがわかる。

来春も、2022年同様に春の早い時期から気温が高いと予想されることから、コールド商品や日焼け対策グッズなどの春夏商品は、春のはじめから需要が高まりそうだ。

その他、冬の終わりから春にかけては花粉シーズンとなるが、飛散時期や飛散量は花粉対策商品の売れ行きに影響する。2023年(昨シーズン)の傾向を振り返ると、2〜3月の暖かさの影響で飛散開始から本格飛散に至る期間が著しく短かく、九州など早いところで2月上旬、関東でも2月中旬に飛散が始まってから、あっという間に大量飛散となるエリアが多くなった。

2023年の東京都の花粉飛散量と「花粉」の検索数を分析すると、おおよそ傾向が合致しており、2月中旬から検索数が増え始め、2月下旬~3月中旬が検索数のピークとなっている。

2024年(今シーズン)は暖冬の影響で、スギ花粉が全国的に平年(過去10年平均)より早く飛散し始める予想だ。1月下旬には九州など一部で飛散し始め、2月上旬には西日本と東日本の太平洋側を中心に広範囲で飛散が開始する見込み。

このため、2024年は2023年シーズンのように、例年より早いタイミングで花粉対策商品に注目が集まりそうだ。

出典元:株式会社ウェザーニューズ

構成/こじへい

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