共立メンテナンスが運営する『天然温泉 淡雪の湯 ドーミーイン青森』において、サウナ音楽の作曲家でもある「とくさしけんご」氏とコラボし、ドーミーインオリジナルで制作した曲名『MUSIC FOR dormy inn』を11月26日(日) (いい風呂の日)より、男女大浴場および女性サウナ室に導入した。
ドラマ『サ道』劇伴でサウンドトラックを担当した、とくさしけんご氏がより一層ととのえるオリジナルBGMを制作
2023年7月に青森県 青森市にオープンした『天然温泉 淡雪の湯 ドーミーイン青森』は、館内に地元の女性ねぶた師が手掛けた浮き彫り式ねぶたや青森らしい装飾を散りばめた、ご当地感を感じられるホテルだ。
ドーミーインの代名詞である大浴場、サウナにもこだわり、特にサウナは(ドーミーイン初の)男女ともに高温ドライサウナにセルフロウリュを導入、水風呂は深さ90cmの強冷水で一気にクールダウンできる。
さらに「もっとできることはないか?」と検討を重ねた結果、スタッフから「オリジナルのBGMでととのっていただきたい」との声が上がり、大浴場およびサウナ内のオリジナルBGM制作を企画することに。
今回、完全オリジナルの楽曲を制作を依頼した「とくさしけんご」氏は、青森県青森市の出身で、サウナ音楽の作曲家としても活動され、ドラマ『サ道』劇伴でサウンドトラックを担当した経験もあり、今回のコラボレーションが実現。利用者にもっと“ととのっていただきたい”そんな想いから制作に至った。
■とくさし氏のコメント
私は青森市出身ですが、青森市に新しく素敵な宿泊施設ができたことを本当にうれしく思います。
ドーミーインのビルが建つ新町通りは「ねぶた祭」の通り道。ねぶた祭の時期には町中でハネトが身につける鈴の音が聞こえて、それは私の幼少の頃からの音風景になっています。
遠くの鈴の音。スタジオにねぶた祭の鈴を大量に用意して録音し、それを音楽に取り入れました。
ところでこれまで、「ドーミーイン」について考えるたびに、音名で「ド・ミ」と頭の中で音が鳴ってしまっていました。ドとミが、イン。ドとミの宿。
今回、浴室・サウナ室ともに、メロディというか短いモチーフとして「ド・ミ」という動きで統一したのですが、積年の思いをようやくインできました。
温泉、サウナ、水風呂、外気浴、そして音。ドーミーインを全身でお楽しみいただけましたら幸いです。
■とくさしけんご氏について
作曲家。1980年青森生まれ。『MUSIC FOR SAUNA』シリーズ、テレビ東京 ドラマ『サ道』劇伴、その他、TV、CM、ゲーム、映像、展示などのための音楽多数。『ととのうクラシック』など、クラシック音楽のコンピレーションシリーズ「新・クラシック セレクション」(disk union)の監修もつとめる。第20回日本現代音楽協会作曲新人賞、第10回東京国際室内楽作曲コンクール第一位受賞。
関連情報
https://www.hotespa.net/dormyinn/
構成/Ara