納骨堂や樹木葬など、供養の形が多様化している昨今。生前に自分のお墓や納骨に関することを決めておきたいと考えるシニアも多いだろうが、自分の子どもと終活についての話し合いがしっかりとできている人は、どれくらいいるのだろうか?
瑞華院 了聞はこのほど、全国の30~80代の男女600名を対象に「お墓やお墓参りに対しての意識調査」を実施し、その結果を発表した。
約60%以上の人がお墓について、親子間で話し合いができていない実態が明らかに
親世代に対して、「自身の子供とお墓や納骨に関する話し合いができていますか」と聞いたところ、55.7%ができていないと回答した。
また、子供世代に対して「自身の親とお墓や納骨に関する話し合いができていますか」と聞いたところ、65.7%ができていないという結果となった。お墓や納骨に対して、親子でコミュニケーションが取れておらず、すれ違いが発生していることがわかった。
一方、60代では、24%が話し合えていると回答しているのに対して、80代では66%が話し合えていると回答し、親世代でも約3倍の差の開きがあることが判明し、歳を重ねるごとに話し合いがしやすくなることがわかった。