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FIIOから高音質のワイヤレスオーディオコーデックに対応したBluetoothレシーバーとUSB DAC搭載ヘッドホンアンプ「BTR15」が登場

2023.12.12

エミライは同社が展開するFIIO Electronicsの新製品として、Bluetoothレシーバー&USB DAC搭載ヘッドホンアンプ「BTR15」の発売を開始した。

BTR15はaptx LL/aptx Adaptive/aptX HD/LDACといった主要高音質ワイヤレスオーディオコーデックに対応。約8時間の連続再生が可能で、高品位なワイヤレス環境を提供する。

また、USB Type-C端子にPCやスマホを接続して、PCM384kHz/DSD256対応のUSB DACしても使用可能だ。

本体カラーはBlack、Dark Blue。価格はオープン価格。実勢価格は約1万9800円。

ESS Technology製DAC+アンプ統合型チップ「ES9219MQ」を2基、左右独立構成で搭載

BTR15では、ESS Technology社の統合型DACチップ「ES9219MQ」を左右独立で合計2基採用している。バランス出力時の最大パワーは先代モデルとの比較で約40%向上(240mW→340mW)。

パワフルなドライブ力を獲得しながら、統合型DACチップのDAC部とヘッドホンアンプ部に独立した電源供給を行なう設計によって、低ノイズ・低歪みを兼ね備えている。

強力な処理能力を備えたXMOS「XU316」により384kHz/32bit、DSD256、MQAフルデコード再生が可能

BTR15は、XMOS製USBコントローラーチップ「XU316」を採用。USB タイプC端子からの入力においてPCM384kHz/32bit、DSD256(Native)の再生に対応する。また、16コアの強力な演算能力により、MQAフルデコードの対応を実現している。

※USB DAC機能はドライバー不要のUSB Audio Class 1.0モードと、フルスペックでの再生が可能な2.0モードの2つのモードに対応しています。後者の場合、FIIOオフィシャルウェブサイトからドライバーのダウンロードとインストールが必要です。

BluetoothレシーバーにQualcomm製「QCC5125」を採用

BTR15に搭載されているQualcomm製Bluetooth IC「QCC5125」を搭載。AAC/SBC/aptx/aptx LL/aptx Adaptive/aptX HD/LDACなどの幅広いオーディオコーデックに対応している。

3.5mmシングルエンド出力のほか、完全バランス構成による4.4mmバランス出力を搭載

BTR15は一般的な3.5mmシングルエンド出力だけでなく、4.4mm端子によるバランス出力も装備。

ES9219MQを左右独立で動作させる完全バランス構成のオーディオ・アーキテクチャーにより、各チャンネルはそれぞれ独立したDACと増幅段によって駆動され、最大340mWの高出力を実現している。

使用モードに関わらず適切なイコライジングが可能なグローバル・パラメトリックイコライザー機能

BTR15には、FIIOが独自に開発した、無線・有線どちらのモードでも正確にイコライジングを設定可能な「グローバル・パラメトリックイコライザー(PEQ)機能」を搭載している。

BluetoothモードのPEQ調整はQCC5125のDSPを使用しており、USB DACとして使用する際はXMOS XU316で処理されるが、FIIO独自のインターフェイスによりどのモードであっても共通したPEQ設定を使用できる。

※USB DACとして使用時にPEQの有効/無効を切り替えるとUSB接続がリセットされます。再度、スマートフォン側のボリューム調整と再生操作を行なってください。

本体フロントパネルに0.96インチの有機ELを搭載

BTR15の前面には0.96インチ、解像度96×96ピクセルの鮮明な有機ELディスプレイが搭載されている。

ディスプレイはBTR5の0.49インチから大型化され視認性が向上。ペアリング先、接続状態、通話状態、電源ステータス、エンコードフォーマット、音量を表示できる。

また、このディスプレイと本体側面に配置されたハードボタンを使用してEQをはじめとした、本体設定の変更が行なえる。

2時間の充電で8時間の連続再生が可能、長期間の使用も安心なバッテリーケア機能を搭載

BTR15は、550mAhの内蔵バッテリーにより、BTR15は約2時間でフル充電、さらに約8時間の連続再生が可能だ。

さらに、長期間の使用でも安心して使えるように、内蔵バッテリーをケアするための複数の機能を搭載している。

・バッテリーアイソレーション機能
PCと接続してUSB DACとして使用する場合に、本体側面に配置されたハードウェアスイッチ操作によってバッテリー充電を中止して、過充電による劣化を防ぐバッテリーアイソレーション機能を搭載。

・耐高温バッテリー搭載
BTR15では、高温に強く耐久性に優れたバッテリーを選択している。
※シビアコンディションでの使用を推奨するものではありません。バッテリーの寿命は使用環境によって大きく変化します。

・温度センサー内蔵
高温を検知して充電電流の調整や、充電を停止するなどの自動調整を行ない、バッテリーの熱損傷を効果的に防止する。

FIIO製アプリによって詳細な本体設定が可能

BTR15はFIIO製アプリ(FIIO MusicまたはFIIO Controlアプリ)との組み合わせによって、BTR15の内蔵パラメーターを変更できる。

ユニークな機能として、奇数次および偶数次の高調波歪みを調整することも可能。これにより、より好みに合ったサウンドを作り出すことができるのだ。

BTR15の主な仕様

Bluetoothバージョン/Bluetooth 5.1
対応Bluetoothオーディオコーデック/SBC/AAC/aptX/aptx LL/aptX Adaptive/aptX HD/LDAC
Bluetoothチップ/QCC5125
DACチップ/ES9219MQ x2
USBレシーバーチップ/XMOS XU316
USB DACドライバーフリーモード/対応(UAC1.0)
USB DAC対応サンプリングレート/PCM:384kHz/32bit、DSD256(Native)
表示スクリーン/0.96インチOLED
ゲイン設定/H/L
ヘッドホン出力/3.5mmシングルエンド + 4.4mmバランス
最大出力(32Ω負荷時)/3.5mm シングルエンド:125mW+125mW 4.4mm バランス:340mW+340mW
最大出力(300Ω負荷時)/3.5mm シングルエンド:15mW+15mW 4.4mm バランス:50mW+50mW
SN比(A weighted)/3.5mmシングルエンド:120dB  4.4mm バランス:122dB
ノイズフロア(A weighted)/3.5mmシングルエンド: 2μV以下 4.4mmバランス: 2.7μV以下
THD+N (1kHz/-6dB/32Ω負荷時/3.5mmシングルエンド: 0.0008%未満  4.4mmバランス: 0.0008%未満
セパレーション (1kHz/32Ω負荷時)/3.5mmシングルエンド: 78dB 4.4mmバランス:114dB
周波数特性/20Hz~50kHz(-0.8dB)
推奨インピーダン/ 3.5mmシングルエンド: 8~150Ω
4.4mmバランス/8~350Ω
音量調節/スマートフォンの音量調節とは独立して21段階の音量調節可能
USBポート/Type C/データ転送・充電兼用
内蔵バッテリー容量/550mAh
連続使用時間/最大約8時間
外形寸法/約高さ72.2×幅32×厚さ12.5mm、37.3g

関連情報
https://www.fiio.jp/products/btr15/

構成/清水眞希

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