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包丁やピーラーといった刃物も扱うキッチン。安全に作業できるように、手元を明るくするキッチンライトはとても重要です。
また、キッチンライトは照らし方によっておしゃれを演出することも可能。
そこで、キッチンライトの選び方についてご紹介します。
キッチンライトの選び方は主に5つ
キッチンライトの選び方には、どのような方法があるでしょうか。ここからは、「クリナップ」のコラムを元にご説明していきます。
キッチンライトの選び方には、主に5種類あるとされています。それぞれをチェックしてみます。
【参考】クリナップ|キッチンの照明は4つ押さえて選ぶ。キッチンメーカーが考える照明のポイントとは?
キッチンライトの選び方①明るさで選ぶ
もしキッチンライトを設置できる場所が一か所だけなら、1灯でしっかり明るくなるタイプを選ぶと良いでしょう。
キッチンライトを2つ以上組み合わせて設置するなら、選ぶ幅が広がってきます。ベースの照明は、部屋全体を明るくなるものを選び、もう一つは明るさ重視ではなく、おしゃれを優先したライトを組み合わせることも可能です。
「6畳用」や「8畳用」……どれを選ぶべき?
照明器具には「6畳用」や「8畳用」などがあり、この畳数は、リビングや寝室を想定しています。キッチンの明かりは、ほかの部屋よりも明るいぐらいが理想的なので、キッチンの実際の広さよりもやや大きめの畳数に対応する照明を選ぶのがおすすめです。
キッチンライトの選び方②あかりの色で選ぶ
あかりの色味は、主に「電球色・温白色・昼白色」の3種類。それぞれの特徴をご紹介します。
料理を美味しそうにみせる〝電球色〟
3種類のあかりの中で、最も温かみのあるオレンジ色をしているのが〝電球色〟です。リラックスした団らんのシーンに向いており、料理を美味しそうにみせます。
細かいところまで見えやすい〝昼白色〟
〝昼白色〟は、すっきりとした白いあかり。細かいところまで見えやすいので、キッチンの手元や、勉強や仕事、読書などに向いています。
昼白色のライトを使う時の注意点として、リビングとダイニングの照明が電球色を使っていると、キッチンライトとの色差がはっきり出てしまう恐れがあります。リビングとダイニングが一続きのレイアウトのご家庭では注意してください。
キッチンライトの選び方③温かみがありつつ物の色が自然に見えやすい〝温白色〟
〝温白色〟は、電球色と昼白色の中間の色。温かみがありつつ、物の色が自然に見えやすいという特徴があります。なので、リビングやダイニングは電球色にしたいけど、キッチンはすっきりした色が良い人におすすめです。
キッチンライトの選び方④種類で選ぶ
キッチンライトには、ダウンライト、シーリングライト、ペンダント、スポット、棚下灯などの種類があります。また、明るさを変えることができる〝調光タイプ〟、あかりの色を切り替える〝調色タイプ〟もあります。
キッチンライトの選び方⑤交換方法
海外製で「白熱ランプ」を使用しているモデルもありますが、現在販売されているキッチンライトの多くがLEDタイプです。LEDタイプのキッチンライトは、一体型タイプが多く、ランプの交換ができないことがあります。
LEDのキッチンライトのメリットは?
LEDの寿命は約4万時間、メインで使っても10年間は交換しなくても大丈夫です。もし、一体型のタイプでLEDを交換できないタイプの場合は、電球の寿命が来てしまったら、器具ごと交換します。
キッチンライトのランプを交換したいなら工事不要な〝ランプ交換型〟がおすすめ
自分でランプを交換したいなら〝ランプ交換型〟のキッチンライトがおすすめ。
器具ごと交換する一体型だと、電気工事事業者へ依頼するケースもありますが、ランプ交換型なら、基本的に自分で電球の交換ができます。ですが、ランプ交換型の照明は、一体型よりもサイズが大きめとなることが多く、さらに価格が高めの設定も多いです。
キッチンライトを設置する時に注意すべきポイント
キッチンライトは取り付ける位置によって、吊戸棚やレンジフードに影ができることがあります。シーリングライトやペンダントなど、大きめのキッチンライトは、吊戸棚の扉を開けた時に、当たらない位置にあるかどうかも確認しておきましょう。
また、キッチンライトを選ぶ時、デザインばかり重視してしまうと、明るさが足りなくなることもあります。中でもペンダント照明は、明るさが弱めのタイプが多いです。そこで、複数個つけたり、ダウンライトと併用するのがおすすめです。
クリナップではキッチン選びを専属アドバイザーが丁寧にヒアリングしてくれる!
クリナップでは、ショールームにて専属アドバイザーが丁寧にヒアリング。商品の使い心地や、写真では分からない質感などを体験できます。キッチン選びに迷ったら、一度クリナップにて相談してみては?
【参考】クリナップ|キッチンの照明は4つ押さえて選ぶ。キッチンメーカーが考える照明のポイントとは?
※データは2023年12月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
文/山田ナナ