パナソニックは、ルームエアコン「エオリア」の新製品として、プレミアムモデル「LXシリーズ」およびハイグレードモデル「Xシリーズ」の2024年モデルを2024年1月下旬に発売する。
価格はオープンで、予想実売価格は「LXシリーズ」が272,800円前後~、「Xシリーズ」が239,800円前後~。なお、両シリーズともに6~29畳用の計10モデルで展開する。
より効率的な冷房運転を実現する「エコインバーター制御」を新搭載!
昨今の電気代高騰を受け、エアコンでは省エネに対する関心が一段と高まっている。また、同社の調査では、エアコンの操作性に関する不満や、空気質へのストレス要因として「湿度」「温度」に次いで「ニオイ」が多くあがったという。
そこで、「LXシリーズ」「Xシリーズ」では、排熱を有効活用し、温度・湿度をキープしながら省エネを可能(※1)とした「エネチャージ快湿制御」に加え、コンプレッサーの回転数を抑えた「エコインバーター制御」を採用。「エコインバーター制御」の低速冷房運転により、快適性はそのままに、消費電力量最大約15%の省エネ(※2)を実現した。
「AI快適おまかせ」も進化しており、同社が蓄積したユーザーデータから最適な温度を導く独自のアルゴリズムを構築し、ワンボタンでその時の環境に応じた運転モードだけでなく、快適な温度までも自動で設定が可能に。
さらに、ナノイーXと除湿制御による空間脱臭機能「においケア」では、センサーで人がよくいる場所を学習して、ナノイーXを集中的に当てる「においケア(ねらって脱臭)」を新たに搭載。これにより、空間臭に加え、付着したニオイまで素早く脱臭(※3)する。
このほか、「LXシリーズ」には好評の加湿・換気機能も引き続き搭載。冷暖房しながら加湿・換気することができる。
※1:CS-LX404D2/CS-X404D2において、同社独自の条件により評価。運転安定時約1時間の積算消費電力量が、エコインバーター制御あり時=242 Wh、エコインバーター制御なし時=287 Wh。消費電力量約15%省エネ。冷房運転での測定例。同社環境試験室(約14畳)、外気温35℃、設定温度27℃で運転した場合。実際の消費電力量は条件により異なる。
※2:CS-LX404D2/CS-X404D2において、同社独自の条件により評価。運転安定時約1時間の積算消費電力量が、当社従来品CS-X400D2=297 Whと、新製品CS-LX404D2=269 Whとの比較。消費電力量約10%省エネ。冷房運転での測定例。同社環境試験室(約14畳)、外気温35℃、体感温度25℃が得られるように運転した場合。実際の消費電力量は条件により異なる。
※3:「ねらって脱臭」はリモコン設定が必要。【試験機関】パナソニック ホールディングス(株)プロダクト解析センター【試験方法】試験室(約6畳)において、付着したニオイ成分(疑似汗臭:ヘキサン酸)を振とう抽出し、GC/MSにて分析を実施。自然減衰したものと、「においケア ねらって脱臭」運転をした後の疑似汗臭成分の濃度を定量化し、比較【対象】付着した疑似汗臭成分【試験結果】30分で自然減衰から約74%の濃度低減を確認。(H23HM007-4)
関連情報
https://panasonic.jp/aircon/
構成/立原尚子