アメリカから、日本に帰国の際に悩みの種となるのがお土産。
長年、アメリカに住んでいる筆者ではあるけれど、アメリカで買えるお土産は何?と聞かれても、ピンとくるモノが思い浮かばない。
日本には、お洒落な小箱と包装紙に包まれたビジュアル度の高いお土産がたくさんあり「OMG! ビューティフルっ!」と、つい手に取りたくなるものが溢れている。お土産品として人に手渡せるだけのクオリティがあるものは、日本の方が遥かに多く、お土産はとなる品々は、本当にレベルが高く世界に誇れるものだと思っている。
それに比べると、アメリカのお土産となるものには、正直、ビューティフルとは言い難い。アメリカらしいお土産を探しにモールやリテイル店に足を運んでみても、これをお土産として渡してよいものか?と思ってしまうことも度々だ。
そこで、今回はアメリカで人気のグロサリー・ストア「トレーダージョーズ」の商品の中からお土産としておすすめのアイテムを紹介していく。
感動を与えるカルチャーが生む名品が揃う
トレーダージョーズとは、アメリカ国内に564店舗を展開するカリフォルニア生まれの人気のグロセリー・ストアだ。ローカルで暮らす住民はもとより、世界各国から訪れる訪問客で店内はいつも賑わっており、コミュニティにとっては欠かせない存在でもある。
日本では、「トレジョ」と呼ばれて親しまれているので、耳にしたことがある人も多いのではないかと思う。
実はこのトレーダージョーズ、業界では異色の変わりものとされているが、米国では働きやすい企業として称される企業でもあり、高倍率の就職率を誇り、誰もが一度は、働いてみたいと思ったことがあるといわれているアメリカの大手小売企業でもある。
クルーメンバーと呼ばれている同社で働く従業員らは、多種多様なバックグランドを持ち合わせた超人たち。自由な社風のもとで活き活きと働くメンバーらは、ダイバーシティに溢れ、とても気さくでフレンドリーだ。店内はとてもエネルギッシュで勢いがある。
そんな同店のみが販売するプライベートブランドは、世界各地で見つけたユニークな品の数々。たまにハズレもあるものの、そのどれもがとても魅力的で味わい深く、パッケージを眺めているだけでもワクワクしてしまう。
そのワクワク感は同社の社訓にもある「WOW!」、感動を与えるカルチャーから来るもの。お土産を買うにも持ってこいの場所でもあるというわけだ。
ハワイからの訪問客に人気の「チョコレートココバトン」
トロピカルなイメージの店内でクルーメンバーらが着用するシャツにはハイビスカスのロゴ。ハワイアンシャツを着用するクルーメンバーもいるのだけれど、実は、トレーダージョーズは、ハワイには進出してはいない。
しかし、ALOHAスピリッツとなる
Akahai(アカハイ)親切、思いやり。
Lokahi(ロカヒ)調和。
Oluolu(オルオル)礼儀、
Ha’aha’a(ハアハア)謙虚。
Ahonui(アホヌイ)忍耐。
は、クルーメンバー一人一人の胸に、しっかりと刻み込まれている。
そんなトレーダージョーズのハワイでの人気は高く、トレーダージョーズの商品を求めて押し寄せてくるハワイからの観光客らが後を経たない。
お土産リストを片手に店内を疾走するハワイからの訪問客らのカートの中は、溢れんばかりのお土産物でてんこ盛り状態。トレジョグッズはお土産として、ハワイでは、とても喜ばれるのだという。
ハワイからの訪問客に一番人気のチョコレートココバトン(水色のボックスの方は、クリスマスシーズンのみ販売)。
ベルジェンクッキーは、ほどよい甘さ。アイスクリームサンドとして、クッキーの中にアイスクリームを挟んで食べるのもオススメ。
日本人訪米客に人気アイテムといえばコレ!
日本人訪問客の一番人気のあるお土産といえば、エコバック。
または、スペシャリティスパイスなどのシーズニング類やフレーバーコーヒーやハーブティーなども人気。また、チョコレート、ドライフルーツ。小袋入りで小分けに分けられるナッツ類は、会社で渡すお土産としても人気。
小分けにできるグラノラスナックボールは、お土産にも最適。小腹が空いた時のおやつにもどうぞ。
コーヒー味のアーモンド。甘さ控えめなダーク板チョコレートにシーソルトでからめたプリッツェルとアーモンドは抜群の相性率。
シーズンによってバックの色が違う保冷エコバックは、大人気の品。コレクターも多いので、新しい色を見つけたら、即買いが必修だ。
マンゴーのドライフルーツをプレーンヨーグルトに混ぜて、一晩おいたマンゴーヨーグルトは、とても美味。