47都道府県で最も広い面積を誇る北海道。知床や釧路湿原、大雪山など他の地域では見られない圧倒的なスケールの自然が楽しめる北海道で、居住者の幸福度が高い街と住み続けたいと思う街はどこなのだろうか。
大東建託は、北海道居住の20歳以上の男女、36,016名を対象に過去最大級の居住満足度調査を実施、「街の幸福度 & 住み続けたい街ランキング2023<北海道版>」として集計したので、結果をお伝えしよう。
※近接駅を統合しているため2つ以上近接駅を統合した場合は、駅名の後にA(area)を付記している。
街の幸福度(自治体)トップは、3年連続で上川郡東神楽町!(駅)トップは上富良野
1位は3年連続で「上川郡東神楽町」で、「街に誇りがある」「街に愛着がある」1位、「住みここち」2位と各ランキングで高評価を得ていた。北海道のほぼ中央にある東神楽町は、豊かな自然と生活の利便性を併せ持ち、旭川市のベッドタウンとして発展してきた町だ。
2位も3年連続で「上川郡東川町」が獲得。「住みここち」「住み続けたい街」1位、「街に誇りがある」「街に愛着がある」2位となっている。トップ2は昨年に引き続き、上川郡に属する町が並ぶ結果となった。
3位は初ランクインの勇払郡安平町で、昨年は累計回答数が50名未満でランキング集計対象外であった。安平町は、日本ユニセフが推進する「子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)」実践自治体として、2021年に日本で初めて認証された町でもある。
街の幸福度(駅)トップは、空知郡上富良野町に位置する上富良野で、唯一偏差値80台の極めて高い評価を得ていた。十勝岳連峰のふもとに広がる上富良野は、豊かな自然の恵みにあふれる町で、初夏には北海道を代表する花「ラベンダー」が楽しめる。
2位は札幌市中央区に位置する中央図書館前Aで、「街に誇りがある」1位、「住みここち」「住み続けたい街」「街に愛着がある」2位と、各ランキングで高評価を得ている。
3位は北見市に位置する西北見で、1位と3位の駅は、昨年は累計回答数が30名未満でランキング集計対象外だった駅だ。駅周辺は緑豊かな閑静な住宅街が形成され、比較的静かで四季の移ろいを感じられる利便性の高い地域となっている。